「どこで測っても体重計の数値は同じはず…」と思っていませんか?
実は、地球上の「どこで測るか」によって、人間の体重は実際に変わってしまうのです!
感覚と科学のズレに驚く、少し難しめの「大人の小学校理科クイズ」です!
【問題】体重計の数値が「軽く」なるのはどっち?
体重60kgの人が、家庭にある普通の体重計を持って「北極」と「赤道(常夏の場所)」へ移動して体重を測りました。
より体重が軽くなる(数値が小さくなる)のはどちらでしょうか?
「温度で体重計がバグる…?」と深読みしたくなりますが、物理的な理由が存在します。
正解は下にスクロールしてチェックしてみましょう!
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正解はこちら!
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【正解】
正解は 「B:赤道(暖かい場所)」 でした!
【解説】理由は「遠心力」と「地球の形」の2つ!
体重計は、体が体重計を押す力を利用して体重を表示しています。その力は、場所によって異なる重力の影響を受けます。
赤道へ行くと体重が軽くなる背景には、小学校理科で習う天体と物理の2つの大きな理由があります。
1. 自転による「遠心力」が一番強いから
地球は1日に1回転しています。
メリーゴーラウンドの外側にいるほど振り落とされそうになるのと同じで、回転の軸から最も遠い「赤道」が一番強く遠心力を受けます。
上向きに引っ張られる力(遠心力)が強く働く分、地球に引っ張られる重力が相殺され、体重計を押す力が弱くなります。(※北極は回転軸の真上なので遠心力はゼロです)
2. 地球はまん丸ではなく「赤道がふくらんだ楕円形」だから
地球は自転の遠心力によって、実は完全な球体ではなくみかんのように「横(赤道方向)に少しふくらんだ形」をしています。
| 場所 | 地球の中心からの距離 | 地球の引力と遠心力 | 体重計の数値 |
|---|---|---|---|
| 北極 | 中心に近い(約6,357km) | 引力が強く、遠心力はゼロ | 一番重い |
| 赤道 | 中心から遠い(約6,378km) | 中心から遠く引力が弱い + 遠心力が最大 | 一番軽い! |
地球の中心から離れるほど、地球全体から受ける引力は基本的に小さくなります。そのため、地球の中心から離れている赤道の方が引力自体も弱くなります。
実際どれくらい変わるの?
北極と赤道での体重の差は約0.5%です。
体重60kgの人なら、北極から赤道へ移動するだけで約300g(缶コーヒー1本分くらい)も体重計の表示が軽くなります!
(※ちなみに、日本国内でも北海道と沖縄でわずかに重力差があるため、精密な秤や体重計には地域ごとの補正機能がついています)
小学校理科の復習まとめ
- 体重が軽くなるのは赤道!
- 理由1:自転による上向きの遠心力が一番強く働くから
- 理由2:赤道付近は横にふくらんでいて地球の中心から遠い(引力が弱い)から
- 北極と赤道では約0.5%(60kgなら約300g)の差が出る!
