「彼は今や、この業界で押しも……大物だ」
実力や地位が非常に高く、誰からも動かしがたい存在を表す慣用句。
「押しも押されぬ」と言っていませんか?
実は、あいだの言葉が抜けてしまっているかもしれない大人の日本語クイズです!
【問題】実力・地位が揺るぎない様子を表す正しい表現はどっち?
実力があり、どこへ出しても堂々としていて揺るぎないことを表す本来の正しい慣用句は次のうちどちらでしょうか?
相撲の土俵での押し合いの情景を思い浮かべながら考えてみてください。
正解は下にスクロールしてチェックしてみましょう!
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正解はこちら!
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【正解】
正解は 「A:押しも押されもせぬ」 でした!
【解説】「自ら押すことも、他から押されることもない」どっしりとした強さ!
「押しも押されもせぬ」が、辞書で本来の言い方とされる表現です。一方、「押しも押されぬ」も広く使われており、古い文献にも用例が見られます。改まった文章では「押しも押されもせぬ」を使うとよいでしょう。
この慣用句は、押しても動じない、どっしりとした様子から、実力があり、周囲から認められていて、どこへ出ても堂々としていることを表すようになったと考えられます。
- 押しも(せぬ):自分から無理に力任せに押す必要もない
- 押されもせぬ:相手から押されて引いてしまうこともない
つまり、「自分から力んで押す必要もないほど強く、相手から押されてもビクとも動じない」という圧倒的な実力と威厳を備えた状態を「押しも押されもせぬ」と表現したのが始まりです。
間違いやすい「言葉の抜け」に注意!
現代では音のテンポから「も」が一つ抜けて「押しも押されぬ」と言われることが増えていますが、文章やスピーチなどの改まった場面では本来の言い方を使うのがスマートです。
| 表現 | 解説・ニュアンス | 使い方の例 |
|---|---|---|
| 押しも押されもせぬ(本来) | 辞書で本来の言い方とされる表現 | 「彼は我が社において、押しも押されもせぬエースだ」 |
| 押しも押されぬ(省略・誤用) | 広く使われ、古い文献にも用例がある表現。改まった文章では前者を使うと安心。 | ※改まったスピーチや執筆時には「も」を入れて使うのがおすすめ。 |
「押す」と「押される」の両方に「も」がつく対照的な構造(押しも・押されも)であることを覚えておくと、忘れずに正しく使えますね!
日本語ポイントまとめ
- 本来の正しい言葉は「押しも押されもせぬ」
- 「押すことも、押されることもない」圧倒的な実力が語源
- 「押しも押されぬ」は「も」が抜け落ちた表現なので改まった場では注意!
