漢字読み講座

【延長の「延」に似ている「廷」に大臣の「臣」。これって何だ??】「廷臣」、あなたは読めますか?

1文字目の「廷」は、「延長」の「延」の字に似ていますが、微妙に違いますね。

裁判所の「法廷」などの言葉でもお馴染みの「廷」です。

 

また、2文字目の「臣」は、大臣の「じん」や「おみ」と読み、部下とか家来という意味があります。

 

そのまま素直に読めば「ていじん」。

これらのことから察するに、「法廷にいる部下」のような意味があると想像できますが、いかがでしょうか?

 

さあ、これが合っているのかどうか正解を見ていきましょう!

 

「廷臣」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 1文字目は「てい」と読みます。

ヒント➁ 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント③ 他に「廷」がつく単語は、王様や宮殿に関係するものがあります!

 

「廷臣」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ていしん」です!

 

正解は、「ていしん」です!

 

「ていしん」とは、「宮廷や朝廷に仕えている部下」のことです。

 

言われてみれば、法廷の他にも「宮廷」や「朝廷」という言葉がありますね。

 

「廷」という漢字は、「政治を行う場所」や「裁判を行う場所」を意味しており、中世の時代では「従者」や「部下」という位置づけだったようです。

 

現代社会で強いて言うなら「政界や裁判所で働いている従業員」になるんでしょうが、あまり使わない言葉ですね。