漢字読み講座

「徒心」「花鶏」「海月」これら3つの難読漢字が読めたら漢字マスター!

今回の難読漢字は「徒心」「花鶏」「海月」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「徒心」

今回は、あの「かぐや姫」にも登場した!?漢字です。

「徒心」読み方のヒントは?

「心」はそのまま読みますが、「徒」は訓読みになります。

分かるでしょうか?

「徒心」の読み方、正解は…

あだごころ」と読みます。

同じ読み方で「徒花(あだばな)」という言葉もありますね。

意味は「まごころがなく移りやすい心。浮気心」になります。

読み方は難しいですが、わりと耳にしたことがあるのではないでしょうか?

「徒」は「むだ」という意味です。

よって、「徒心」は「移り変わりやすい心、持つだけむだな心」を意味します。

今では使われることが少ないため、古語として分類されています。

”かぐや姫”で有名な、日本最古の物語「竹取物語」にも「あだごころつきなば、のち悔しき事もあるべきを」という文例があります。

これは、「浮気な心がついてしまったら、後悔することもあるに違いない」という意味になります。

時折、「徒心」をもった有名人の不倫のニュースが取り沙汰されますが、人の心は1000年前からお見通しだったようですね。

2問目はこの漢字!「花鶏」

朝食の定番といえば、ご飯orトーストにコーヒー、そして目玉焼き、スクランブルエッグ、卵焼きですよね!

 

共通しているのは卵。

哲学の永遠のテーマでもある「卵が先か、鶏が先か」のアレですねwww

 

今回は「鶏が後か」になりますが、「花鶏」の読み方が問題です!

 

読めなくても、これが鳥の仲間であることはほぼ確定と言っていいでしょう。

 

「花が先か、鶏が後か」、その答えやいかに!!

 

「花鶏」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。

ヒント② 「鶏」の部分は、「とり」と読みます。

ヒント③ これは鳥の一種でうが、鶏とはかなり違います。

 

「花鶏」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「アトリ」です!

 

「花鶏」とは、体長15cmほどの小さな鳥です。

ユーラシア大陸北部の寒い地方で繁殖し、冬は北アフリカや中央アジアなどで越冬する渡り鳥です。

 

「鶏」という漢字がつきますが、少し大きなスズメといった姿形をしています。

茶色をベースに、黒や白の羽をもち、胸部の羽毛は橙褐色で綺麗な鳥なので、愛くるしい見た目をしているのが特徴です。

 

日本では、日本海側から山形県や富山県などに飛来し、各地に散らばるようです。

 

季節を教えてくれる動物って、何だか素敵ですね!

最後はこの漢字!「海月」

「海月」と書いて、なんと読むか分かりますか?

「海月」と書いて、(みつき)などの人の名前ではありません。

人の名前にしても、海月自体の可愛さも合わさって、とっても女子っぽいイメージです。

刺されると痛いですが、海月の事をあまり嫌いな人はいないんじゃないでしょうか?

さて、「海月」と書いてなんと読むでしょうか?

「海月」読み方のヒントは?

水族館に居る、水の中を浮遊している癒しの生き物です。

水族館では海月のコーナーが大きく取られており、とても人気です。

最近ではストレスが緩和されるという事で、ペットとしても人気を呼んでいますね。

木に生えるのは「木耳」でキノコの仲間、山に生えるのは「山海月」でレタスの仲間です。

どちらも食べることができ、中華料理などによく使われています。

今回はちょっと簡単でしたかね?

「海月」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「くらげ」

です!

 

「木耳」は(きくらげ)、「山海月」は(やまくらげ)です。

ぜひ、セットで覚えておきましょう。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!