漢字読み講座

「次」の下に「心」を書いて「恣」・・・何て読むか分かりますか?「恋」や「忌」とも似ているけれど違いますよ!

「次」と「心」を合わせた「恣」。

画数は10画と少なく、覚えてしまえば簡単に書けてしまう漢字ですが、読み方はわからないという人が多いのではないでしょうか。

「恋(こい)」や「忌(き)」と似ていますが、違う漢字ですよね。

何と読むのか?

さっそく見ていきましょう!

「恣」の読み方のヒントは・・・?

「恣」という漢字の意味をヒントにします!

  1. 気まま・わがまま(自分のしたいようにするさま)
  2. 自分勝手に振る舞う

何だかあまりいい意味の言葉ではないように思えてしまいますね。

次のヒントは、「恣」の漢字の成り立ちです!

「次」は人が溜め息を吐いてリラックスしている状態を表す象形文字。

「心」は心臓の象形文字。

合わせて「心をリラックスさせる、気ままにする」という意味を表しています。

最後のヒント!

読み方はひらがなで「ほ〇い〇ま」です。

もう、分かりましたよね?

「恣」の読み方の答えは・・・

正解は、「ほしいまま」でした!

「ほしいまま」とは、「欲しいまま」と言う意味です。

漢字1文字で5文字の読みの漢字って、珍しいですよね。

でも「恣(ほしいまま)」の他にも、「志(こころざし)」や「姑(しゅうとめ)」などがあります。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!