マットレスを床の上に直置きすることに不安に感じていませんか?
マットレスを直置きにするとロースタイルでシンプルな部屋になりやすく広くておしゃれな部屋になりやすいですよね。
そして部屋を少しでも大きく見えるようにベットフレームを使いたくない人や、金銭的にベットフレームを買うのを悩みマットレスを直置きすることを検討しているかたがいると思います。
しかし、本当にマットレスを床に直置きしても大丈夫なの?という疑問もあります。
そこで本記事では、マットレスの床への直置きについてや畳へのマットレスの置き方からオシャレなマットレスの置き方まで徹底解説していきます!
目次
【結論】マットレスの直置きはOK!
マットレスを直置きしても大丈夫です。
しかし、ベットフレームを使わないからこそのデメリットもあります。
マットレスを直置きするデメリットを理解し対策をしなくてはいけません。
それでは、マットレスを直置きする際のメリットとデメリットを確認していきましょう!
マットレスを直置きするメリット
・ベットフレームが不要な分部屋全体が広く見える
・掃除が楽で手間がかかりにくい
・高さがないため子供でも落下の心配がない
・ベットフレームを買わなくて良い
・ベットフレームが不要な分部屋全体が広く見える
ベットフレームを使うと高さもあり圧迫感がでてしまいますが、直置きする際にはベットフレーム分の高さがないので部屋全体が広く見えます。
またベットフレームが大きくて部屋を狭い印象にする事もないです。
さらに使わない日中は、たてかけることや収納する事も出来ます。
寝る時以外は収納する事でマットレスのスペースが空いて部屋を広くします。
・掃除が楽で手間がかかりにくい
マットレスを直置きするのでは、掃除の手入れが簡単です。
薄いマットレスであれば毎日収納しても面倒ではありません。
ベットフレームを使った際の隙間のホコリや汚れが気になることもありません。
・高さがないため子供でも落下の心配がない
高さがない分寝返りなどの過ったベットからの転落時にも怪我のリスクが低いです。
大人になると感じにくいのですが、ベットフレームの上にマットレスを乗せた状態は高さがあります。
子供やペットと一緒に寝ている方は不意な転落によって怪我をするリスクがあります。
床にマットレスを直置きする場合は、過って転落しても高さがないため怪我のリスクは低いです。
日中子供やペットがマットレスの上で遊んでいても安心してみていることが出来ます。
・ベットフレームを買わなくて良い
根本的ですが、金銭的にもベットフレーム分コストを抑える事が出来ます。
寝具を一式買いそろえるとなると結構な値段になります。
ベットフレーム分浮いたお金をマットレスに当てることも出来ます。
また、引っ越しの際にはベットフレームの解体と組み立ての手間が省けるため楽になります。
マットレスを直置きするデメリット
ベットフレームを使わずマットレスを直置きする際にはデメリットもあります。
それは、湿気対策をしないとカビが生えてしまうのです。
実は、寝ている間に人間は汗を大量にかいています。
寝る際に皮膚温度を上げて熱を汗とともに放散して、深部体温を下げる事で深い睡眠に入ります。
その寝汗がマットレスに染み込んでしまいます。
染み込んだ寝汗が原因で湿気となります。
マットレスを直置きした場合は、ベットフレームの上にマットレスを設置した時とは違いマットレスと床との間にスペースがないため湿気がマットレスと床に蓄積されてカビの発生に繋がってしまうのです。
ベットフレームを利用するとマットレスと床の間に空間が出来るため空気が通りやすく、汗によるマットレスの湿気が乾燥してくれるのです。
直置きする場合は湿気対策をしないとカビが生えてしまうのです。
カビは根を生やし胞子をまき散らします。
カビの胞子により健康被害に繋がる可能性は高いです。
また、カビがダニの餌となりダニの繁殖を促してしまう可能性もあります。
特にアレルギーのある方や免疫が低下している方は重症化してしまう可能性が高いため対策を取りましょう!
最後にマットレス自体が湿気によって劣化していきます。
ウレタン製マットレスでは、マットレスの弾力性の低下に繋がりますし、
コイル内臓タイプのマットレスでは、コイルが湿気によってさびれて折れてしまう可能性があります。
マットレスを直置きする際には湿気対策をしてカビの発生を抑えましょう。
マットレスを直置きする時の湿気対策
マットレスを直置きする時には、湿気対策を行う必要があります。
湿気対策を行うことでマットレスの劣化を防ぐことにも繋がります。
面倒ではありますが、定期的に対策を行うことが必要です。
今回紹介する方法は簡単に湿気対策をする事が出来ますので、マットレスを直置きする時には実践しましょう。
定期的に直置きしたマットレスをたてかける
定期的にマットレスを壁にたてかける事で湿気対策になります。
マットレスと床との間に湿気が溜まりやすいため、壁にたてかける事でマットレスに空気が当たり湿気が乾燥します。
最低でも週に一回、夏場など湿気が多い時期は出来るだけ毎日マットレスをたてかけましょう!
また床面に結露が溜まる可能性もあるので定期的にマットレスを壁にたてかけることで結露対策にもなります。
再度マットレスを敷く際には裏返して使用することでマットレスの劣化を防ぎながら湿気対策をすることが出来ます。
直置きしたマットレスがある部屋の除湿をする
湿気がマットレスや床のカビの発生に繋がるので簡単な話、部屋の除湿をしましょう。
例えば、エアコンのドライ機能で部屋全体の余分な湿気を取り除く事が出来ます。
また除湿器を使った除湿もオススメです。
部屋全体の除湿をおこなう事で、マットレスの湿気対策を行います。
夏場は湿度も高くなり寝ている間の汗もかきやすいので除湿をしましょう。
梅雨時期や台風の季節は衣類などを部屋干しすることが増えますが、部屋の湿度が高くなるのでマットレスを直置きしている方は除湿は必要です。
部屋の除湿を行うことで涼しく感じるのでマットレスの湿気対策と合わせて一石二鳥になります。
マットレスの直置きのオススメ商品【湿気対策】
マットレスを直置きする際には、湿気対策が必須となってきます。
もちろん毎日使わない時は立てかけておくことも対策になりますが、簡単に湿気対策が出来る商品を二つ紹介します。
特に寝汗をよくかく方や湿度が高い夏場などは湿気対策として購入を検討しましょう。
また、以下のオススメ商品を利用することでマットレスの劣化を防ぐこともできます。
すのこベットフレーム【マットレス直置き対策】
すのこベットフレームをマットレスのすぐ下に設置することで、マットレスと床の間に湿気を逃すスペースが生まれます。
すのこベットフレームでは、マットレスの高さも大きく変わらないので部屋への圧迫感などがなく、直置きのメリットを保ちつつ湿気対策をすることができます。
比較的安価なものも多くあります。
マットレスのサイズに合わせて商品を選びましょう。
除湿シート・除湿パッド【マットレス直置き対策】
マットレスの下に除湿シートやマットレスの上に除湿パッドを敷くことも湿気対策として有効です。
寝ている間の寝汗を吸い取ってマットレスに湿気が溜まるのを防ぎます。
また、除湿パッドは汚れや傷を保護してくれるのでマットレス自体の耐久年数が伸びます。
除湿シートや除湿パッドは水分を沢山吸収してくれます。定期的に除湿シートや除湿パッドを取り換えて衛生面に気をつけましょう!
湿度が多い夏場だけ除湿シートや除湿パッドを利用するのも有効です。
畳にマットレスを直置きする際の注意点
畳には、そもそもベットフレームを使う事はオススメできません。
畳にベットフレームの跡が付いたり傷が付きやすいからです。
なので畳の上でマットレスを利用する際には、マットレスを直置きする事がオススメします。
畳みならフローリングよりマットレスを直置きしても通気性がよいため、カビの発生リスクは少し減少します。
しかし、畳の上にマットレスを直置きする際には、フローリングの上に直置きする時と違って少し注意点があります。
フローリングと畳では、マットレスの直置きをする注意点が違います。
確認していきましょう!
直置きするマットレスの厚みは8cm以上
畳の上にマットレスを直置きする方は、収納をする事を考えて薄めのマットレスを選んでしまう事が多いです。
薄いマットレスでは寝ている間の身体の底つき感があり、睡眠の質の低下をまねきます。
さらには、薄いマットレスでは寝ている間の腰への負担が大きくなります。
マットレスを畳みに直置きする際にはマットレス自体の厚みが身体の耐圧分散に大きく影響します。
なので自分の体重によって必要なマットレスの厚みが変わってきます。
体重が80㎏以上ある場合は、マットレスの厚さを10cmのものを選び快適に眠りましょう。
ニトリのマットレスには、三つ折りマットレスの厚さ10センチがあります。
三つ折りのマットレスだと湿気対策としてたてかける際にも簡単でオススメです。
直置きするマットレスの下にすのこベットフレームはNG
湿気対策としてマットレスと畳の間にすのこベットフレームを設置することは、寝ている間にすのこベッドフレームがズレて畳を傷つけてしまいます。
マットレスを毎日収納するのが面倒だからとすのこをマットレスの下に設置すると畳にキズが付き賃貸物件の場合退去時に畳の張り替えが必要になる可能性あります。
畳の上にすのこベッドフレームを置くのは出来るだけ控えましょう!
直置きをするならファイバーマットレスには注意!
ファイバーマットレスの中では、エアウィーブが有名です。
ファイバーマットレスという洗えるマットレスがありますが、ファイバーマットレスは通気性が良すぎるため汗や子供のおねしょがマットレスで吸収せずに畳まで浸透してしまいます。
洗える点は便利ですが、ファイバーマットレスを畳で直置きする時には注意しましょう。
特に子供が利用する場合は対策を取りましょう。
もしファイバーマットレスを使用する際には防水シートなどを併用して畳へ水分が浸透するのを対策をしましょう。
高反発のマットレスを直置きするなら選ぼう!
高反発のマットレスを敷くことは、畳に直置きする際には重要なポイントになってきます。
低体重(45㎏以下)の方を除くと高反発発のマットレスを選ぶことが好ましいです。
高反発マットレスだと身体が沈み過ぎる事がないので寝ている間の姿勢が正しい姿勢が取りやすくなります。
畳の上にマットレスを直置きする際には、高反発マットレスを選びましょう!
おしゃれにマットレスを直置きするポイント
マットレスを直置きすると部屋全体の雰囲気を大きく左右します。
また、部屋のコンセプトを邪魔することなく他の家具やインテリアと合わせやすいのです
直置きする際におしゃれにするポイントを3つ紹介します。
マットレスを使って部屋をおしゃれにしましょう!
直置きするマットレスカバーと部屋の色を合わせる
マットレスを床に直置きするとベットフレームがない分、布団カバーやシーツ・枕カバーが目立つようになります。
マットレス自体が白色の印象がありますが、部屋の色と統一したカバー等を利用しましょう。
部屋の中で同系色のモノが多いとシンプルな部屋になり、おしゃれになります。
部屋のメインカラーとなる色と寝具の色を合わせて統一感を出しましょう!
無印良品のマットレスはシンプルなデザインで部屋とも合わせやすいです
マットレスを直置きした部屋のインテリアの高さを低く統一
部屋全体のインテリアを低くしてロースタイルに統一することでおしゃれになります。
ロースタイルでは、圧迫感がなくスッキリとした印象を与えやすいです。
天井までの高さが低い部屋でもマットレスを直置きしてインテリアの高さを低く統一することでおしゃれな印象を与えやすいです。
ロフトでマットレスを直置きする際には天井が低いため、自然とインテリアが低いものになり統一感が出ます。
マットレスを直置きする部屋はインテリア全体を低いものを選ぶように統一しましょう。
マットレスを直置きした部屋全体の空間を広く魅せる
マットレスを直置きする事でベットフレーム分の部屋全体の空間が広く感じます。
さらにマットレスの置き方を工夫する事でさらに空間を広く魅せる事ができます。
ポイントは2つ
・部屋の中心にマットレスを置く
・大きいマットレスを利用する
部屋の中心にマットレスを置く事で部屋のメインをマットレスにすることが出来ます。
そのおかげで他のインテリアを置いても部屋全体の圧迫感は少なくなります。
サイズの大きいマットレスを利用することで部屋にシンプルな印象を与えやすくなります。
小物が多くある部屋よりインテリアが大きいが少ない方が部屋全体の空間が広くみえます。
マットレスの置き方を工夫し部屋全体の空間を広く魅せましょう!
2つのポイントは全て部屋のメインがマットレスになります
部屋全体のコーディネートとして考えましょう!
マットレスを直置きする際のまとめ
本記事では、マットレスを床に直置きする際のポイントや畳の上で直置きする注意点やおしゃれにマットレスを置く方法を紹介してきました。
マットレスを床に直置きすることで部屋が広く掃除などの手入れが簡単になります。
しかし、湿気によるカビの発生を防ぐ必要があるので注意が必要です。
湿気対策としては、日々の手入れや除湿が重要です。
さらにすのこベッドや除湿シート・除湿パッドを利用する事で湿気対策を充実させることをオススメします。
畳の上にマットレスを直置きする場合のおすすめのマットレスは、フローリング上で直置きする時とは違い厚みが8cm以上の高反発マットレスです。
またファイバーマットレスやすのこベッドフレームの利用は、畳の上にマットレスを直置きするのと相性が悪いため控えるべきです。
そしておしゃれにマットレスを直置きする際には、部屋のインテリアと色や高さを統一することでシンプルな印象を与えやすくなります。
またマットレスを置く位置やマットレスの大きさを工夫することで部屋をさらに大きく魅せる事出来ます。
今回マットレスを直置きする際の注意点や畳の上に置くコツ、おしゃれにマットレスを直置きするポイントまで解説しました。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。