マットレス

マットレスの収納方法を紹介!折りたたみマットレスはどうしてるの?

マットレスの収納方法

マットレスは、毎日の快適な睡眠に欠かせないアイテムですよね。毎日使うものなので、収納場所を考えずに購入することも多いのではないでしょうか。

しかし新しく買い替えることになったり、来客用のマットレスを購入したりすると、突然収納場所に困ってしまいます。マットレスの数が増えていくと、かさばってしまい押入れだけでは収まらなくなることも。

体調や季節に合わせてマットレスを変えることもあります。来客用に購入する家庭も多いはずです。そうなると、必然的にマットレスの数は増えていく一方…

部屋をスッキリ見せたいのに、マットレスを収納できずに悩んでいる方もいるでしょう。厚みのあるタイプが多いことや、脚付きタイプのマットレスもあるので、なんとかして綺麗に収納できないかな?と思いますよね。

そこで今回の記事では、かさばるマットレスの収納方法やお手入れ方法、収納しやすいマットレスを選ぶポイントを紹介していきます。

この記事はこんな方におすすめ

  • マットレスをコンパクトに収納したい
  • 厚さのあるマットレスの収納はどうするの?
  • 収納しやすいマットレスの選び方は?

かさばるマットレスをコンパクトに収納する方法は?

マットレスの収納方法

マットレスの収納方法は、マットレスのタイプによっても変わってきます。「できれば押し入れにすべて収納したい」と思っても、マットレスの数が多くなってきた場合や、脚付きマットレスを収納するのは苦労しますよね。

押し入れに無理に詰め込んでしまうと、いざ出し入れしようとするときに大変なことになってしまいます。

厚みのあるマットレスであれば、押し入れには入らない!なんてことも。ここからは、マットレスをコンパクト、且つすっきりと収納する方法について確認していきましょう。

かさばるマットレスをコンパクトに収納する方法① 圧縮袋を使う

折りたためない厚みのあるマットレスを収納したいときには、圧縮袋がおすすめです。マットレスをコンパクトに収納するときに、布団圧縮袋は欠かせません。収納スペースを大幅に削減することができます。

一言で「圧縮袋」と言っても、種類が沢山あるのでどのように選べば良いか迷ってしまいますよね。販売店はダイソーやセリアなどの100均、ホームセンターやインテリアショップ、オンラインストアなど様々です。商品によって、圧縮の仕方や機能が違ってきますので、どのタイプが良いか見極めることが大切になります。

マットレス収納用の圧縮袋を選ぶポイント①サイズ

まず重要なのがサイズ選びです。収納しておきたいマットレスのサイズをしっかり計ってから購入しましょう。しまっておきたいマットレスが複数ある場合は、ひとつの圧縮袋にまとめてしまうと、使用するときに出し入れするのが面倒になります。

季節ごとにまとめたり、家族用・来客用で分けたりすることで、実際に使用するときにスムーズに入れ替えることができるのでおすすめです。

マットレス収納用の圧縮袋を選ぶポイント②圧縮方法

マットレスの収納方法

圧縮袋を選ぶポイント2つ目は圧縮方法。圧縮袋を使用するときには「掃除機で吸引するタイプ」と「自分の手で圧縮できるタイプ(手押し式)」があります。掃除機で吸引するタイプはさらに、ファスナータイプ(低価格)とバルブ式の2種類があり、厚さのあるマットレスには掃除機で吸引するタイプのバルブ式がおすすめです。

ファスナータイプのメリットは、低価格のものが多く、販売店も多いので手軽に購入できること。デメリットは、掃除機を外す際に圧縮袋の中に空気が入り込んでしまい、コツを掴むのが難しく感じる感じてしまう方もいるでしょう。

バルブ式の特徴は、圧縮袋のバルブから掃除機で吸引するだけで失敗することも、余計な空気が入ってしまうこともないので簡単に作業ができるのがポイントです。大きくて厚みのあるマットレスを収納するときでもスムーズに圧縮できます。デメリットは、ファスナータイプに比べて値段が高めになっていることです。

掃除機を使わず圧縮できる手押し式は、大切なマットレスを傷めずに収納できます。強力な吸引で圧縮し、長期間保管しておくと、マットレスの機能の妨げになる恐れもあるのです。コンパクトに収納できるというメリットはありますが、マットレスを傷めてしまっては元も子もありません。マットレス本来の機能を損なわずに収納したい場合は、手押し式の圧縮袋を使用するのも良いでしょう。

その他、掃除機を使用しないタイプには、ポンプが付属している「ポンプ式」もありますので、参考にしてみて下さいね。

マットレス収納用の圧縮袋を選ぶポイント③機能

圧縮袋の選び方3つ目は機能を確認することです。特に厚さのある高反発マットレスは、通気性にやや不安な点があるので、収納する際には細心の注意を払わなければなりません。

圧縮袋には「抗菌防臭」や「防ダニ加工」が施されたものが販売されています。マットレスを長い間使用しない場合は、これらの機能が付属された圧縮袋を選ぶことがおすすめです。

最後に圧縮袋を選ぶ際に、気をつけるポイントを整理しましょう。

  • 掃除機が合わず圧縮できないことがあるので、事前に確認しておく
  • きつく圧縮し過ぎると、マットレスを傷めてしまうことも
  • 綺麗に圧縮できても、半年に一度はマットレスを取り出し陰干しすること

かさばるマットレスをコンパクトに収納する方法② バンドを使う

マットレスの収納方法

「圧縮袋だと、マットレスを傷めてしまいそう…」「収納スペースは確保できるので、簡単な収納方法を探している」という方にピッタリなのが結束バンドを使う方法です。高反発で厚みのあるマットレスの場合は、この方法を使えないことがあるので注意してください。

マットレスの収納バンド(固定ベルト)は、100均でも手軽に手に入れることができます。三つ折りにしたり、クルクルと丸めて固定したりと、収納スペースによって自由な形で固定できるのが嬉しいポイントです。

ただし、あまりきつく固定してしまうと、いざ使うときにマットレスにバンドの痕が残ってしまう場合があります。「使わないマットレスだから、しっかり固定して収納しておこう」という気持ちはわかりますが、少し軽めに固定するよう心掛けてください。

かさばるマットレスをコンパクトに収納する方法③ 立てかける

マットレスの収納方法

押し入れには、荷物がびっしりと詰まっていたり、クローゼットにはマットレスを収納するスペースが確保できない!ということもありますよね。しかし敷きっぱなしにしておくのは、衛生面でも不安ですし、何より部屋が狭くなってしまいます。

そんな時にはマットレスを、普段から壁際に立てかけておくと良いでしょう。この方法は掃除がしやすくなり、スペースを確保できるのはもちろんのこと、マットレスのメンテナンスにも繋がるのです。

脚付きマットレスの場合も、この方法で壁に立てかけるとお部屋をすっきり見せることができます。脚付きマットレスの多くは「脚を取り外すことが可能」です。立てかけて収納するときに脚を外すのは問題ありませんが、就寝するときには外した脚を元に戻すことをおすすめします。なぜなら、脚がついているこで床との間に空間ができ、通気性を保ってくれているからです。

多くのマットレスは、敷きっぱなしにしておくことで、カビの原因になったり衛生面にも不安が出てきます。しかし、毎日マットレスを壁際に立てかけて収納することで、風通しが良くなりカビの繫殖から守ることができるのです。洗うことが難しいマットレスだからこそ、常に換気してあげることが大切になります。

折りたたみマットレスのおすすめ収納方法は?

折りたたみマットレスであれば、折りたためないマットレスに比べて簡単に収納できそうなイメージがありますが、ここでネックになるのが「厚さ」の問題です。フラットな状態でも厚さがあるマットレスを三つ折りにすると、かなりのスペースが必要となります。

ここからは、折りたたみマットレスのおすすめ収納方法について見ていきましょう。

折りたたみマットレスは三つ折りにして圧縮袋で収納する

マットレスの収納方法

使わない折りたたみマットレスの収納方法はいくつかあります。まずひとつ目はマットレスを三つ折りにして圧縮袋で保管すること。収納できる空間が小さい場合は「三つ折りにしても押し入れに入らない!」なんてこともあります。

そんな時におすすめなのが、三つ折りにしてさらに圧縮袋を使用する方法です。コンパクトで簡単に保管することができ、出し入れもスムーズに行うことができるでしょう。ただし、三つ折りの状態で強く圧縮してしまうと、マットレスを傷める原因になってしまいますので十分に注意してくださいね。

折りたたんだマットレスを固定ベルトを使って収納

マットレスの収納方法

折りたたみマットレスの収納方法2つ目は、三つ折りにした状態のマットレスをバンドで固定する方法です。バンド(固定ベルト)を使用するメリットは、収納するとき・使用したいときに持ち運びしやすくなること。

三つ折りマットレスは、折りたたむとかなりの厚みになりますよね。女性が出し入れするには、意外に大変な作業です。しかし、マットレスをバンドでしっかりと固定しておくと、バンドの部分を取っ手代わりにすることができるので、持ち運びがスムーズになります。ある程度マットレスの厚みを抑えることができるのもポイント。

マットレス収納袋・収納ケースでオシャレに保管する

マットレスの収納方法

3つ目は「マットレス収納袋」を使う方法です。例えば「来客用のマットレスなので、しばらく使用することがない」という場合は、長期間保管することになります。そうなると、衛生面での心配も出てきますよね。

折りたたみマットレスを簡単かつ衛生的に収納するのにおすすめしたいのが、マットレス収納袋で保管する方法です。マットレス収納袋は、オンラインショップや家具店、ホームセンターまたはインテリアショップなどで販売されています。

種類は様々ですが、収納袋の多くは持ち手が付いており持ち運びにとても便利です。ファスナータイプが主流で、出し入れするのも簡単。1番のポイントは、マットレス収納袋は通気性抜群なので、衛生的に保管できるという点です。収納しておくマットレスが複数枚ある場合でも、外側から中身が見える仕様になっているものが多いのもメリットと言えるでしょう。

「マットレス収納袋も良いけれど、オシャレに収納しておきたい」という「見た目重視」で保管しておきたい方にはマットレス収納ケースをおすすめします。デザインやカラーバリエーションも豊富で、収納スペースもオシャレな空間に。デメリットとしては、他の収納方法に比べて、コストがかかることでしょう。

収納場所に困ったら三つ折りマットレスをソファーとして活用する

マットレスの収納方法

「クローゼットにも押し入れにも、やっぱりスペースを作れない」「出し入れするのが面倒だけど、来客があるので何とかしたい!」なんてこともありますよね。三つ折りマットレスであれば、インテリアとして代用することもできるので安心です。

三つ折りマットレスは元々「ソファーとしても使用可能」なタイプもありますが、そうでないタイプであっても問題ありません。

マットレスを3つに折りたたみ、その上からサイズに合ったボックスシーツや大きめの生地で覆ってあげると、座り心地抜群のソファーに大変身してくれます。シーツや生地のデザインで、見た目も可愛らしくアレンジできますので、収納スペースに困った時には参考にしてくださいね。

どうしてもマットレスの収納スペースを確保できない場合はどうするの?

色々試してみたけれど、それでも収納スペースを確保できずに困っている方も居るのではないでしょうか?収納できる場所が極端に少ない間取りであったり、他の荷物で一杯になっていれば、マットレスの置き場所に悩んでしまうのも無理はありません。

そんな時に実践してもらいたい方法をご紹介します。

現在使っているマットレスの下に収納できないマットレスを敷く

マットレスの収納方法

どうしても収納場所を確保できない場合に、1番お部屋をスッキリ見せることができるのが、マットレスを重ねて使用することです。隠し方によっては、重ねていることもわからなくなりますし、何よりスペースを確保しなくて済むのが嬉しいですよね。

マットレスを重ねて収納する場合の注意点としては、定期的に風通しの良い場所で陰干ししてあげること、上下を入れ替えて負荷のかかる部分を分散させてあげることです。

マットレスによっては通気性の良いものもありますが、重ねて使用すればカビが繫殖するリスクなども考えなければなりません。月に1~2回はメンテナンスしてあげると良いでしょう。

収納場所がないときはマットレスを処分することも考える

マットレスの収納方法

「マットレスの数が増えてきて、もうどこにも収納できない!」「部屋が狭くてマットレスを置いておく場所がない」という場合は、思い切って処分することも考えてみましょう。

長年使用していないマットレスや、少々へたってきたマットレス、カビが繫殖してしまったマットレスなどを大切に保管していても次に使う機会が本当にあるでしょうか?マットレスは高額なものが多いので、処分するのをためらってしまいますよね。しかし、使う機会がないのであれば処分するのも一つの方法です。

処分する方法は、粗大ごみとして自治体に回収してもらったり(費用は2千円前後)、業者に引き取ってもらうなど様々。まだ使用できるマットレスであれば、リサイクルショップで買い取ってくれることもありますので、一度査定してもらうと良いでしょう。

収納しやすいマットレスの選び方とは?

マットレスの収納方法

「これから新しいマットレスを購入する予定」「できればコンパクトに収納できるタイプが欲しい」と言う方に、おすすめのマットレスの選び方を紹介します。

収納しやすく、持ち運びにも便利でコンパクトに片付けられるマットレスと言えばやはり「折りたたみマットレス」です。ニつ折りや三つ折りが一般的ですが、中には六つ折りマットレスや八つ折りマットレスなども販売されており、収納スペースを最小限に留めることができます。ソファーになるタイプのものもあり、大変注目を集めている商品です。

しかし、折りたたみマットレスにはデメリットもあります。折り目の部分に身体の負荷がかかりやすくなってしまうため、体圧分散や耐久性に不安が残ってしまうのです。同じ場所に負荷がかかり続けると、寝心地が悪くなり、良質な睡眠からは遠ざかってしまいます。購入する際には参考にしてください。

収納しやすいマットレス2つ目は1枚タイプのマットレスです。低反発マットレスや、高反発でもそれほど厚みのないタイプであれば簡単且つコンパクトに収納できます。2つ折りや三つ折りで収納することもできますし、クルクルと丸めて立てかけて収納することも可能。

丸めて立てかけて収納すると、湿気からも守られ、衛生面でも安心です。

マットレスの収納方法についてのまとめ

【マットレスの収納方法】についてまとめ
  • マットレス圧縮袋を使ってコンパクトに収納する
  • バンドを使うと、しっかり固定できて収納しやすい
  • マットレス収納袋・収納ケースを使用するとオシャレでスッキリ
  • 収納スペースを確保できないときは、現在使っているマットレスの下に重ねて敷く
  • 購入する際に、収納しやすいマットレスを選ぶのもポイント

今回は、かさばるマットレスの収納方法について紹介してきました。来客用マットレスや、使わないマットレスを収納しておくには、ある程度のスペースを確保する必要があります。

マットレス圧縮袋で収納すると、コンパクトに収納できますが、きつく圧縮しすぎてしまうと、マットレスを傷めてしまう可能性もありますので、十分に注意してくださいね。

衛生面や通気性を考慮すると、クルクルと丸めて立てて収納するのがおすすめです。丸めることのできない厚みのあるマットレスや折りたたみマットレスであれば、通気性の良い収納袋や収納ケースにしまっておくと、スッキリしますし出し入れも簡単になります。

これから新しくマットレスを購入しようと考えの方は、収納するときのことも考えて商品を選ぶと良いでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。少しでも参考になれば嬉しいです。

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