「話のさわりだけ教えて!」
日常会話やビジネスの打ち合わせなどでよく耳にする「さわり」という表現。
「物語や話の導入部分・最初の部分(出だし)」という意味で使っていませんか?
言葉の本来の意味と成り立ちを知って表現力を広げる、大人の日本語クイズです!
【問題】「話のさわり」の本来の正しい意味はどれ?
「話のさわり」と言った場合、本来の正しい意味は次のうちどちらでしょうか?
「触れる」「触る」という言葉のイメージを思い浮かべながら考えてみてください。
正解は下にスクロールしてチェックしてみましょう!
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正解はこちら!
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【正解】
正解は 「A:話のポイントとなる『一番の見せ場・サビ・中心となる部分』」 でした!
【解説】邦楽・義太夫節の「聴きどころ・サビ」が語源!
従来の辞書では「話の要点・中心となる部分」が本来の意味とされてきました。一方、現在では「話の最初の部分」という意味で理解する人も多くいます。誤解を避けたい場合は、「要点」「見どころ」「冒頭」など、意図に合った言葉を使うとよいでしょう。
この言葉の由来は、日本の伝統芸能である「浄瑠璃(じょうるり)」や「義太夫節(ぎだゆうぶし)」などの邦楽にあります。
「さわり」は、もともと義太夫節で、他流派の曲節を取り入れた部分を指す言葉でした。その後、曲の聴きどころを意味するようになり、さらに転じて、話や文章の中心となる部分や要点を指すようになったとされています。
「冒頭」と「さわり(サビ)」の違い
| 表現 | 本来の意味・ニュアンス | 使い方の例 |
|---|---|---|
| 話のさわり(本来) | 話の要点・一番美味しい見せ場(サビ) | 「時間の都合上、映画のさわりだけをご紹介します」 |
| 話の出だし / 冒頭 | 物事の始まり・導入部分 | 「まずは話の冒頭(導入)から順を追って説明します」 |
「さわりだけ教えて」と言われた場合、本来は「冒頭の挨拶やあらすじ」ではなく、「一番の核心・結論・クライマックス」を教えてほしいという意味になります。
音楽の「サビ」と同じ意味を持つ粋な表現ですので、正しく覚えて活用したいですね!
日本語ポイントまとめ
- 「話のさわり」の本来の意味は「一番の見せ場・要点・サビ」
- 義太夫節など伝統芸能の「一番の聴きどころ」が語源
