間違いやすい日本語

【日本語クイズ】「あの人は一癖ある…」どんな意味?

「今度の取引先の担当者は、なかなかの『一癖(ひとくせ)』ある人物だ……」
人の性格や人物像を評するときによく使われる慣用表現「一癖ある」。
大人として知っておきたい、正しいニュアンスと意味を確かめる日本語クイズです!

【問題】「一癖ある人物」の正しい意味はどっち?

慣用句としての「一癖(ひとくせ)ある」の本来の正しいニュアンス・意味は次のうちどちらでしょうか?

  • A:普通の人とはどこか違っていて、扱いにくく、一筋縄ではいかない性格である
  • B:手癖が悪かったり、変わった身体的動作の癖がある

正解は下にスクロールしてチェックしてみましょう!

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【正解】

正解は 「A:普通の人とはどこか違っていて、扱いにくく、一筋縄ではいかない性格である」 でした!

【解説】「単なる癖」ではなく「表面的には分からない油断できなさ」!

「身体的な変な癖(B)」のことだと思われがちですが、正しくは「ひと筋縄では扱えない、油断のならない性質・こだわりを持っている(A)」という意味です!

ここでの「一癖」は、爪をかむ・貧乏ゆすりをするといった動作の癖ではなく、普通の人とはどこか違う性格や、簡単には扱いにくい個性を指しています。

そのため、「一癖ある人物」と言った場合、「大人しく見えても一筋縄ではいかない交渉相手だ」「裏に何か思惑がありそうで油断できない」といった意味合いになります。

似ているようで違う「癖」にまつわる表現まとめ

表現 正しい意味・ニュアンス 使い方の例
一癖ある(ひとくせある) 普通とは違う性質や、扱いにくさを持っていること 「一癖も二癖もあるベテラン政治家」
癖がある(くせがある) 味・匂い・性格などに独特の強い主張や偏りがあること 「このチーズは少々癖がある」
癖が強い(クセツヨ) 個性やアクが非常に強いことを表す現代的な俗語(SNS等) 「クセが強いキャラクター」

ビジネスの場面で「あの方は一癖ある方だからね」と言われた場合、「注意して対応しなさい(安易に交渉に応じない人物だ)」というアドバイスになります。

言葉の正しい意味とニュアンスを理解して、コミュニケーションに活かしていきたいですね!

日本語ポイントまとめ

  • 「一癖ある」は「油断できない・一筋縄ではいかない性格」を表す
  • 手癖や身体的な動作の癖のことではない
  • さらに強調した表現として「一癖も二癖もある」とも言う!