間違いやすい日本語

【日本語クイズ】「一晩中まんじりともせず…」どんな様子?

「気がかりなことがあって、昨夜はまんじりともせず過ごした……」
小説やニュース、日常会話でも時折目にする「まんじりともせず」。
この言葉の本当の意味、自信を持って説明できますか?
言葉の響きから勘違いしてしまいがちな、大人の日本語クイズです!

【問題】「まんじりともせず」の正しい意味はどっち?

「まんじりともせず」という言葉の本来の正しい意味は次のうちどちらでしょうか?

  • A:少しも眠らないで(目を閉じないで)
  • B:じっと身動きもしないで(黙って)

「まんじり」という言葉の由来を想像しながら考えてみてください。
正解は下にスクロールしてチェックしてみましょう!

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正解はこちら!
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【正解】

正解は 「A:少しも眠らないで(目を閉じないで)」 でした!

【解説】「まんじり」=うとうとと眠る様子!

「じっと我慢して座っている(B)」とイメージされがちですが、正しくは「少しも眠らないで(A)」という意味です!

この表現に使われている「まんじり」は「ちょっと眠るさま」を表す言葉です。これに打ち消しの表現が伴うことで、「まんじりともせず」は「少しも眠らないで」という意味になります。

それに打ち消しの「〜せず」がつくことで、「うとうともしない=まったく眠ることができずに夜を明かす」という意味になります。

「まんじりともせず」の言葉の構造と使い方

構成要素 言葉の意味 組み合わさった意味
まんじり(+打ち消し) うとうとと眠るさま/ちょっと目を閉じるさま 「一言も喋らず、少しも眠れずに朝を迎える」
※主に「夜・眠り」の文脈で使われる!
〜せず 〜しない(打ち消し)

よくある誤解:「じっと我慢する」ではない!

文化庁の平成25年度「国語に関する世論調査」では、「じっと動かないで」という意味だと答えた人が51.5%に上り、本来の意味である「眠らないで」と答えた人の28.7%を上回りました。寝床などで眠れず、じっと過ごす場面で使われやすいことが、意味の取り違えにつながっていると考えられます。

「まんじりともせず」は、主に「夜」「眠り」などの文脈で使われ、「一睡もせずに過ごす」という意味を表します。

「まんじり=うとうと眠る」とおさえておけば、迷わず正しく使いこなせますね!

日本語ポイントまとめ

  • 正しい意味は「少しも眠らないで」「うとうともせずに」
  • 「まんじり」は「うとうと眠るさま」「ちょっと目を閉じるさま」のこと
  • 「じっと動かないでいる」という誤用に注意!「睡眠・夜」に使う言葉