誰かにメッセージを送ったのに、いつまでたっても返信がない。何度確認しても、まったく反応がない……。
そんなときに使う「うんともすんとも言わない」という言葉。何の返事もない様子を表す慣用句ですが、よく考えると「すん」とは一体何なのでしょうか?
実は、「すん」には意外な説もあるんです。今回は「うんともすんとも」の意味と、「すん」の正体についてクイズで確認してみましょう!
【問題】「うんともすんとも言わない」の「すん」って何?
「うんともすんとも言わない」の「すん」は、どのような意味や由来を持つ言葉でしょうか?
次の2つから正しいものを選んでください。
正解は下にスクロールしてチェックしましょう!
↓
↓
正解はこちら!
↓
↓

【正解】
A. 「うん」に語呂を合わせるために添えられた言葉
【解説】「すん」は「うん」に語呂を合わせた言葉!
「うんともすんとも言わない」とは、何度話しかけたり働きかけたりしても、まったく返事や反応がない様子を表す言葉です。
小学館の『デジタル大辞泉』では、「すん」は単に「うん」に語呂を合わせたものと説明されています。
つまり、「すん」には独立した特別な意味があるというよりも、「うん」と組み合わせて、何の返事もないことを強調する役割があるのです。
「ウンスンカルタ」が由来という説も!
実は、「すん」の由来にはもう一つ興味深い説があります。
それが、江戸時代に遊ばれていた「ウンスンカルタ」に由来するという説です。
ウンスンカルタは、ポルトガルから伝わったカルタをもとにした遊びで、「ウン」はポルトガル語の「一」、「スン」は「最高点」を意味するとされています。
このカルタの「ウン」と「スン」が、現在の慣用句の由来になったという説もあるのです。
ただし、この由来が確定しているわけではありません。辞書では「うん」に語呂を合わせたものという説明が掲載されており、語源には複数の説があります。
「うんともすんとも」の使い方を例文で確認!
実際には、次のような場面で使われます。
- 何度メールを送っても、彼からはうんともすんとも返事がない。
- 問い合わせをしたのに、数日たってもうんともすんとも言ってこない。
- 質問をしても、彼はうんともすんとも言わず黙ったままだった。
このように、相手から返事や反応がまったくないときに使う表現です。
【まとめ】「うんともすんとも」の意味を覚えておこう!
今回は、「うんともすんとも言わない」の意味と「すん」の由来について紹介しました。
ポイントを振り返ってみましょう。
- 「うんともすんとも言わない」は、まったく返事や反応がない様子
- 「すん」は「うん」に語呂を合わせて添えられた言葉とされる
- 「ウンスンカルタ」に由来するという説もある
普段何気なく使っている慣用句にも、意外な由来や複数の説が隠れていることがあります。次に「うんともすんとも」という言葉を使うときは、「すん」の正体を思い出してみてくださいね!
参考:コトバンク「うんともすんとも」、imidas「うんともすんとも」、国立国会図書館レファレンス協同データベース「うんともすんとも」の語源について
※2026年11月4日時点で確認。
