「今回の選挙では、与党が過半数を超える議席を獲得し……」
ニュースやビジネスの報告などで、よく耳にするこのフレーズ。
実は、言葉の意味を考えると「二重表現(重言)」になってしまっているのをご存じですか?
大人の文章力やスピーチに差がつく、日本語表現クイズです!
【問題】「過半数」を使った正しい日本語表現はどっち?
「半数を上回る人数・票数を獲得した」と言いたい場合の正しい表現は次のうちどちらでしょうか?
「過」という漢字が持つ意味を考えながら選んでみてください。
正解は下にスクロールしてチェックしてみましょう!
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正解はこちら!
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【正解】
正解は 「B:過半数を占める(過半数を制する/達する)」 でした!
【解説】「過」=「超える」!意味が重複する「重言(じゅうげん)」
「過半数を超える」は、「過半数」自体に「半数より多い」という意味があるため、意味が重複する表現とされています。ビジネス文書やニュース原稿などでは、簡潔な「過半数を占める」や「半数を超える」といった表現を使うとよいでしょう。
よく使ってしまう「重言」の比較まとめ
| 表現 | 間違えやすい理由・解説 | 正しく自然な言い換え例 |
|---|---|---|
| 過半数を超える(誤用) | 「過」と「超える」で意味が重複している二重表現。 | 「過半数を占める」 「過半数に達する」 「半数を超える」 |
| 頭痛が痛い(有名な重言) | 「頭痛」に「痛い」が含まれている重複。 | 「頭痛がする」「頭が痛い」 |
| まず最初に(よくある重言) | 「まず」と「最初」で意味が重なっている表現。 | 「まず」「最初に」のどちらか一方とするのがおすすめ |
ビジネス文書やスピーチで「過半数を獲得した」と言いたいときは、「過半数を占めた」や「過半数に達した」、あるいはストレートに「半数を超えた」と言い換えるのがスマートです。
何気なく使ってしまいがちな重言をチェックして、洗練された綺麗な日本語を身につけたいですね!
日本語ポイントまとめ
- 「過半数」自体に「半数を超える」という意味が含まれている
- 「過半数を超える」は「超える」が重なった重言(誤用)
- 正しくは「過半数を占める」「過半数に達する」「半数を超える」!
