今日の難読漢字は
「雪隠」
「胡瓜」
「鯵」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「雪隠」!
忍者の必殺技の名前のようなこの「雪隠」ですが、残念ながら「雪に隠れて姿を消す技」ではありません。
必殺技ではないですが、その読み方はまさに必殺技レベルの難しさです!
もちろん、単純に「ゆきがくれ」や「せつおん」などとは読みません。
さあ、この「雪隠」の正しい読み方を学んであなたも必殺技を繰り出しましょう!?
「雪隠」の読み方のヒントはコレ!
2つ読み方がありますが、どちらも同じ意味です。
どちらも「〇〇〇〇」の4文字です。
「雪隠」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「せっちん」または「せついん」です!
「雪隠」とは、トイレのことです。
すごく難しい言い回しをする漢字ですが、もともとは禅宗で使われていた言葉です。
禅宗のお寺には東の東浄(とうちん)と西の西浄(せいちん)に二つ便所があり、本来は西側の便所のみを指していたようです。
そして、そのお寺に身分を隠して便所掃除をしていた雪竇(せっちょう)というお坊さんがいたところから、「雪が隠れている→雪隠」という字が当てられたそうです。
読み方についても、もともとは西側の西浄(せいちん)が便所を指していたことから、読み方が似ている「せっちん」になったそうですよ!
次の難読漢字は「胡瓜」!
中国にある三味線とバイオリンを足して2で割ったような楽器といえば、「胡弓(こきゅう)」ですね。
弦の本数に応じて二胡とも呼ばれますが、今回の漢字は「胡瓜」です。
2文字目の「瓜」は「ウリ」の字であることから、ウリを使って作られた「胡弓」のような楽器の気もしてきますね。
そんな日常的にはあまり見かけない「胡瓜」ですが、難読漢字としては初級レベルの簡単なもの。
ここはヒントを見ないで正解してみましょう!
「胡瓜」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
「瓜」の仲間です。
「胡瓜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「きゅうり」です!
え?「きゅうり」って漢字あったの??と思った方も多いと思いますが、「胡瓜」は中国語なので見慣れない感じがするのも納得です。
昔の日本では、読み方から当てた「黄瓜(きうり)」という漢字が使われていましたが、「胡瓜」がシルクロードから渡ってきた植物のもので、「胡」が西方を意味することから次第に「胡瓜」という漢字の方が定着したそうです。
「胡瓜」はザ・野菜というイメージがするし、緑色をしていることから「緑黄色野菜」だと思われがちなんですが、実はその成分の大半は水。
そのことから「胡瓜」には栄養素はほぼなく、「緑黄色野菜」ではありません・・・。
でも、その水分の多さやシャキッとした歯ごたえから、さっぱりした料理との相性は抜群で、夏に食べたい冷やし中華や漬物などではなくてはならない野菜ですね。
適材適所、どんなものでも活躍する場はあるってことですね!
最後の難読漢字は「鯵」!
この問題は超サービス問題です!
「魚へん」がつく漢字はたくさんありますが、その中でも「お寿司屋さん」のメニューにある魚は数種類しかありませんよね?
今回はそんなお寿司屋さんのメニューにもある「鯵」。しかも、この漢字はスーパーや魚屋さんでも表記されていることもあり、日常的に見慣れている漢字でもあります。
ここはスマートにヒントを見ずに正解してみましょう!
「鯵」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇」の2文字です。
「味」が美味しい魚として定番です。
「鯵」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あじ」です!
味が良いから「アジ」www
日本では、朝食に出される一品として昔から確固たる地位を築いているキングオブ食用魚の「鯵」。
開いてから干せば保存もきくし、味も凝縮される干物。釣ったその場で捌けば新鮮なお刺身としてその「アジ」の本領が発揮される「鯵」です。
でも、近年は海洋プラスチックゴミが問題になったり温暖化現象などにより水産資源の現象が目だっており、近い将来、魚が食用にならない時代がくるという予想もあります。
SDGsを全人類が意識して、環境保全に努めたいところですね!
出典:コトバンク