CBD

【2024年最新】「CBD」とは?効果や危険性、商品の種類などを解説

やよい
やよい

皆様『CBD(カンナビジオール)』をご存知ですか?
欧米では様々なCBD商品やそれを扱う企業が急増しているこのCBDですが、日本ではまだ詳しくは知らない方がほとんどです。
なんとなく名前などはご存知の方でも、麻から抽出されている成分のため、「怖い」「不安」というイメージを持っている方も多いかと思います。

この記事では、そんな2022年により広まっていきそうなCBDについて気になるトピックを取材し取り上げまとめております。
CBDについてよく知らない方にもわかりやすくご説明していきたいと思います。

CBD(カンナビジオール)とはなに?何の略?

CBDとは、麻の茎や種子から抽出される成分のことをさします。

「大麻」と聞くと危険なイメージを持ちますが、実は麻には主な成分が二種類あり、成分によってその作用が異なるのです。

成分の1つは、葉から抽出されるTHC(Tetrahydrocannabinol テトラヒドロカンナビノールの略)で、もう1つが茎や種子に含まれるCBD(Cannabidiol カンナビジオール の略)です。

このうち、THCは幻覚作用や多幸感をもたらす成分であるため、一般的に「危険」と言われるのに対し、CBDは不安感を落ち着かせる成分として使用され、心身の健康に役立つと言われています。

麻の成分、CBDは違法?合法?

とは言ってもCBDは大麻に含まれる成分。違法ではないの?と疑問に思うかもしれません。

しかし、結論から言うと、CBDは違法ではありません。

厚生労働省関東信越厚生局の資料では、CBDについて以下のように説明されています。

(1)大麻取締法における「大麻」とは
・大麻とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいいます。
・ただし、大麻草の成熟した茎及びその茎から作られる繊維等の製品(樹脂を除きま
す。)と、大麻草の種子及びその製品は規制対象から除かれます

(出展:関東信越厚生局麻薬取締部

先ほども説明した通り、CBDは大麻草でも茎や種子に含まれる成分です。なので、大麻取締法に置ける「大麻」には含まれず、CBDは合法と言えます。

ちなみに、海外では大麻が合法化されていたり、医療用大麻の使用が認められていたりしますが、日本では医療用大麻も「大麻」であることに変わりはなく、違法です。

CBDの効果とは?どんな効果がある?

先ほど、CBDは心身の健康に効果的と説明しました。では、なぜ身体に良い影響をもたらすのか、具体的にどのような効果をもたらすのか、わかりやすく解説していきます!

CBDが身体の様々な症状に効果的な理由。

まず、人体にはエンドカンナビノイドシステムと呼ばれる身体調節機能が備わっています。このシステムは、食欲や睡眠、不安コントロール、認知など、様々な体内のバランスを整え健康な身体を維持してくれるシステムです。

そして、カンナビジオールつまりCBDは、そのシステムに働きかけることができます。

そうすると、エンドカンナビノイドシステムが活性化し、不安、炎症、痛みなど様々な症状に作用できるのです。

このように、CBDはエンドカンナビノイドシステムに直接働きかけ、身体機能のバランスを保つことができるのです。

CBDの具体的な効能にはどんなものがある?

身体の全体的な健康に関わるエンドカンナビノイドシステム。

CBDはこのシステムに働きかけることができるため、効能も多種多様に及びます。

しかし、研究が進められている最中であることから、確証はされていないものの、報告されているものを以下に並べました。

海外での研究が進んでいることから、元となる論文は日本語以外のものが多いですが、エビデンスとしてリンクも参照してみてください。

効果については、あくまで個人差はありますが、報告されているものだけでもこれだけ多岐に渡るのです。

CBDは危険?副作用はないの?

CBDに様々な効果があるにしても、副作用があるのではないかと感じる方も多いかと思います。

CBDの安全性について、WHO(世界保健機関)は以下のように提言しています。

CBD is generally well tolerated with a good safety profile. (CBDびは一般的に安全な性質を持っていて、副作用も軽い)

In humans, CBD exhibits no effects indicative of any abuse or dependence potential.(CBDには乱用や依存といった可能性はみられない)

(出展:WHO 世界保健機関

ここから分かるようにCBDには副作用はなく、薬物のような乱用や依存といった危険性は極めて低いのです。

CBD商品の種類は?リキッドやオイルなどどれがいいのか?

  • CBDオイル
  • CBDリキッド
  • CBDカートリッジ
  • CBDペン
  • CBDパウダー
  • CBDペースト
  • CBDワックス
  • CBDグミ
  • CBDサプリメント・タブレット
  • CBDドリンク・ウォーター
  • CBDコーヒー・ティー
  • CBDプロテイン

CBDには主に上記の12種類程度が現在日本では販売されているようです。

今回はこの中で一番一般的な「CBDリキッド」「CBDオイル」をご紹介していきます。その他の種類についてはCBD(カンナビジオール)とは?CBDの意味って?日本では違法?の記事で解説しています。

ぜひそちらの記事もチェックしてみてください。

代表的なCBDの種類① CBDオイル

摂取方法 適量のCBDオイルを舌に垂らして1分程度口の中で転がしてから飲み込む
メリット
  • 専用デバイスなどはなく、単品で使えるので初めてでも使いやすい。
  • 豊富な種類(オイルの濃度など)
  • 手に入りやすい
デメリット
  • CBD独特の草っぽい味や苦味が苦手な場合がある
  • 効果が出るまでしばらく時間がかかる(一時間後程度、個人差あり)

摂取方法は、CBDオイルを舌に垂らして1分程度口の中で転がしてから飲み込むのが一般的です。

CBDオイルの濃度によって適量は異なるので、記載を注意深く読んでから摂取することをお勧めします。

また、効果は即時に出るわけではないので、何日か経過を観察しながら、効果を適度に感じられる量に調節していくことも大切です。

CBDオイルは、手に入れやすく単品で使用できるため、CBDが初めての方にお勧めです。

代表的なCBDの種類② CBDリキッド

摂取方法 VAPE(電子タバコ)といった専用デバイスを使ってCBDリキッドを気化させたものを吸引する。
メリット
  • 効率よく体内に吸収される上、効果が素早く感じられる
  • 草っぽい味を感じない
  • 様々なフレーバを楽しめる
デメリット
  • デバイスを持っていない場合、購入しなければならない。

CBDリキッドは大体の電子タバコで使用可能です。なので、電子タバコをすでに持っている方にはリキッドは扱いやすくお勧めです。

また、CBDオイルで直接的に感じやすい草っぽさが苦手な方や、即効性を求める方にもCBDリキッドはお勧めです。

草っぽさをあまり感じず、その時の気分に合わせてフレーバーを楽しむこともできます!

しかし、VAPEといった専用デバイスを持っていない場合、購入したり扱い方を一から学ばなければいけなかったりする点がデメリットと言えます。s

代表的なCBDの種類③ CBDパウダー/アイソレート/結晶粉末/クリスタル

摂取方法 一般的な方法はリキッドやオイルに混ぜて使う。他にも食材に混ぜたり、ガラスパイプで炙って聞かせたCBDを常軌を吸引する方法がある。
メリット
  • 摂取方法が多くある
  • 自分で濃度を調節できる
デメリット
  • CBDオイルやCBDリキッドを使用した摂取方法が一般的であるため、上級者向き

CBDパウダーとは、CBD成分のみを分離した粉末のことで、結晶粉末、アイソレート、クリスタルなどとも呼ばれます。

CBDパウダーは、自作のリキッドやオイルの原料としてや、そのままガラスパイプなどで炙って喫煙するなど、多くの使用方法を楽しめることが最大の魅力です。

しかし、デバイスやその他のCBD商品を利用することから、やや上級者向きのCBD商品になります。

代表的なCBDの種類④ CBDワックス

摂取方法 基本的には専用デバイスで気化させたものを摂取。 それ以外にも直接口に含め、舌下で二分間留める方法や、直接肌に塗る方法がある。
メリット
  • 他のCBD商品に比べ高濃度なものが多く、コストパフォーマンスが良い
  • 喉への負担が少なく吸いやすい
  • 様々な方法で試すことができる
デメリット
  • 持ち運びに適していない
  • フレーバーの好き嫌いがある

様々な使用用途がありますが、ベポライザー、RDA、ジョイントと入った専用デバイスを使い気化させたものを吸引するのがおすすめです。

このCBDワックスは、他の商品に比べ高濃度なものが多いことが最大の特徴です。

他のCBD商品と比べても、吸い心地が軽い分、効果が出た時に効きすぎてしまうことがあるため注意が必要です。

ただし、ここでいう「効きすぎる」ですが、CBDの主な効果はリラックス効果なので、決して興奮状態になるわけではありません。

デメリットとしては、CBD ワックスはジェル状なので傾けると漏れてしまう可能性があることです。また、ワックス独特の青臭さが苦手な方もいるかもしれません。

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CBDはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ドン・キホーテで買えるか?販売店は?

CBDは身近なところではどこで手に入るのでしょうか?

ここでは、様々な商品を取り扱っているAmazonとドン・キホーテを取り上げてみました。

CBDはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも手に入るの?

実はAmazonではCBD商品は販売禁止とされています。

これは「Amazonはアメリカの会社であり、アメリカでは州によってCBDが合法化されていない州があるから」というのが理由のようです。

なので、Amazonで検索してもCBD商品ではなく、ヘンプ系の商品にたどり着きます。

ネットで手に入れる場合は、国内のCBDを専用に扱っている楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECモールやECサイトがお勧めです。

CBDはドン・キホーテで手に入る?

CBD商品をネットで買うことに抵抗がある場合でも、手軽に手に入る場所の例として、ドン・キホーテが挙げられます。

幅広い商品を扱うドン・キホーテですが、実はCBD関連商品のコーナーをもつ店舗もあるのです。

売られているものにはCBDリキッドやCBDペンがあります。

商品の詳細についてはCBDはドンキホーテで売っている?店舗で購入できるCBDの値段や口コミの総まとめ【2021年度版】の方で取り扱っているので、ぜひチェックしてみてください。

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CBDaとCBDの違い

CBDはカンナビジオール、CBDaはカンナビジオール酸です。

どちらも麻という植物から取られる成分ですが、CBDaは成長過程の生の状態から、CBDは乾燥させた麻からそれぞれ抽出される成分です。

得られる効果はさほど差はないですが、効き方の違いから若干効能の違いがあります。

CBD(カンナビジオール)についてまとめ

CBD(カンナビジオール)についてまとめ
  • CBDとは、大麻草の茎や種子から抽出される成分のこと
  • 日本でも「大麻」には含まれず、CBDは合法
  • CBDは心身の健康に効果的!
  • その理由には「CBDがエンドカンナビノイドシステムに直接働きかけ、身体のバランスを保つことができる」がある
  • CBDは身体的な痛みや不安などの軽減まで効くと報告されている
  • 報告されているだけでも様々な効果がある
  • WHOによると、副作用はなく、薬物のような乱用や依存といった危険性は極めて低い
  • CBD商品は主に12種類ある
  • CBDはAmazonでは入手できないが、楽天やYahoo!ショッピング、ドン・キホーテなどでは売られている!

以上がCBDについてのまとめになります。

CBDについて少しでも知識を深めていただけたら光栄です。

より詳しく知りたい場合は、別記事も参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます!