漢字読み講座

【今日の難読漢字】「骰子」「螺子」「蝶番」「乱高下」「豌豆」ってなんて読む?

今日の難解漢字は、

「骰子」

「螺子」

「蝶番」

「乱高下」

「豌豆」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「骰子」です!

タイトルにもありますが、この「骰子」という漢字は、「骰」の1文字でも同じ読み方をするんですが、分かりますか?

 

と言われても、漢字検定1級の超難問・・・。

 

パッと見、「餃子(ぎょーざ)」に見えなくもない「骰子」ですが、食べ物ではありませんよ!

 

さあ、ヒントを見て一緒に考えてみましょう!

 

「骰子」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① これは一般的には「立方体」をしています。

ヒント➁ 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント③ 一般的には「1~6」の数字があります。

 

「骰子」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「サイコロ」です!

 

「サイコロ」は、すごろくゲームでもお馴染み、立方体の形をしていて各面には1~6の数字が書かれている道具ですね。

すごろくゲーム以外では、賭博などにも使われており、乱数を発生させる道具としても用いられてきました。

 

一般的には立方体の6面のサイコロが有名ですが、正四面体のものや12面体のものなど、いろんな形のサイコロがあります。

 

ちなみに、一般的な立方体のサイコロの目って、裏表の数を足すと7になること、皆さんは知っていましたか??

2つ目の漢字は「螺子」です!

漢字クイズのお時間です。

「螺子」という漢字、読むことができますか?

一文字目の「螺」という漢字には「累」と言う部分が入っていますが、もちろん読み方は「るいし」ではありません。

でもこの「螺子」自体は誰でも知っているモノです。

それでは考えてみましょう。

「螺子」の読み方のヒントは?

「螺子」は、部品を取り付けるために使う、らせん状の溝が入った部品のことです。

小さいものから大きいもの、材質もさまざまでたくさんの種類があります。

家具を組み立てる際にドライバーを使って締め付けた経験がある人も多いのではないでしょうか。

読み方は全部で2文字。

「○○」

お分かりになりましたか?

それでは正解の発表です。

正解は…

正解は…

ねじ

でした!

「螺旋(らせん)」の「螺」の字と同じことから、そこにルーツがあることが分かりますね。

意外と漢字で表記されていることも多いので、ぜひこの機会に覚えてみてくださいね。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

3つ目の漢字は「蝶番」です!

「蝶番」って、「蝶(ちょう)」と「番(ばん)」で「ちょうばん」としか読めない!

他の読み方なんて思いつかない!という人も多いのではないでしょうか?

でも残念。「ちょうばん」ではないんです・・・

「蝶番」の読み方のヒントは・・・?

読み方はずばり、ひらがなで「ちょう〇〇〇」です。

「蝶番」の「蝶」はそのまま「ちょう」と読むんですね。

問題は、「番」の読み方だと言う訳です!

そしてもう1つヒントです。

「蝶番」は、誰の家にも使われている、ある「金具」です。

もう分かりましたか?

「蝶番」の読み方の答えは・・・

正解は、「ちょうつがい」でした!

「蝶番(ちょうつがい)」と聞いても、どんな金具なのか分からないという方もいるかもしれませんね。

蝶番は、開き戸や箱のふたを開閉できるようにするための金具です。

中央に芯があって、左右にパタパタ動く金具が付いている形状が、本当に蝶のようなことから「蝶番」の名前が付きました。

「番」という漢字は、「順番」「〇番目」などという「ばん」の他に、2つ合わせて1対になる「番(つがい)」という意味・読み方も持っているんです。

自宅のドアなどを見てみて「蝶番(ちょうつがい)」を探してみてくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

4つ目の漢字は「乱高下」です!

「乱高下」の読み方をご存じでしょうか?

「らんこうか」と読んでしまいそうになりますが、それは間違い。

間違えていた方も多いかも知れません。

では、正しい読み方がわかりますか?

「乱高下」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
  2. 物価などが短期間に激しく上下すること
  3. 昨日の日経平均は大荒れに乱高下していた

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「乱高下」の読み方!正解は!?

正解は「らんこうげ」です!

「下」という字は「以下(いか)」「低下(ていか)」「目下(もっか)」など、ほとんどの場合「か」と読むため「げ」と読むのは難しいですね。

「乱高下(らんこうげ)」も、つい「らんこうか」と読んでしまいがちです。

「げ」と読む例としては「上下(じょうげ)」「嚥下(えんげ)」「卑下(ひげ)」などがありますが、非常に少ないといえるでしょう。

例文としては以下のような使い方があります。

  • 真夏の外気温と室内のエアコンのせいで、体温の乱高下が激しい
  • 天候が不安定なため、野菜の価格が乱高下している
  • うまくいったかと思えば失敗もあったりで、気持ちの乱高下が激しい一日だった

5つ目の漢字は「豌豆」です!

豌豆」と書いて、なんと読むか分かりますか?

給食に頻繁に出ていたあの豆のことです。

メニューに「豌豆」があると私のころは、大半の子供が絶望を感じていました。

ちなみに今でもよく出てきます。

大人になると美味しいのですが、子供のころは何でもかんでも豌豆が入っていたので嫌いになったのかも。

さて、「豌豆」と書いて、なんと読むでしょうか?

「豌豆」読み方のもうひとつのヒントは?

「豌豆」は品種がものすごく多くあり、食べられるものから食べられないものまで、沢山の種類があります。

身近な物では、給食に出ていたあの豆や、道端で見かけるカラスの豌豆など。

大きなものから小さなものまで、あのサヤに入った豆の事です。

小さいけれども栄養は豊富で、スナップ豌豆サヤ豌豆など食卓に上る事も多いです。

高野豆腐の上のサヤ豌豆なんて、すごくおいしいです!

「豌豆」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

さて、もうわかりましたか?

「豌豆」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「えんどう」

です!

 

ちなみにエンドウ豆は「豌豆豆」と書きます。

あんなに嫌いだったグリンピースごはんも、大人になれば美味しく食べられます。

ぜひ、覚えておきましょう。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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とにかく本が好きです!