漢字読み講座

「耗り」を「もうり」と読むのは間違い!?

難読漢字に挑戦してみましょう。

今回の問題は「耗り」の読み方です!

「消耗する」という言葉が浮かびませんか?

つい「もうり」と読んでしまいそうになりますが…

「耗り」の読み方のヒントは?

1.「耗り」がない:消息がわからないことや安否が定かでないこと

2.風の「耗り」:噂話や伝聞、小耳に挟んだこと、漏れ伝わった内容

3.めったに息子から連絡が来ないが、「耗り」がないのは良い「耗り」というので心配いらないだろう。

正解は…

 

 

 

 

正解は…

「たより」

でした!

「頼り」ではなく「便り」です。

「耗り(たより)」には、「知らせ」という意味があります。

使う機会は少ないかもしれませんが、雑誌や新聞でよく目にする言葉です。

「耗」の読みは4種類

「耗」の訓読みは「耗り(たより)」の他に、「耗る(へる)」とも読みます。

音読みは「モウ」と「コウ」です。

よく使われる言葉に「消耗」がありますが、「ショウモウ」だけでなく、「ショウコウ」とも読みます。

意外なことに、本来の正しい読み方は「コウ」の方です!

時代とともに、「モウ」という読み方が定着したのだそう。

同様に「損耗」も、「ソンコウ」と「ソンモウ」の両方が正解です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

出典:コトバンク

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