今日の難読漢字は
「弾機」
「木履」
「雲呑」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「弾機」!
「弾」に機械の「機」。
この2文字だけだと、マシンガンのような鉄砲の「弾」を打ち出す機械のようにも見えてきますが、これは違います。
読み方として、そのまま音読みの「だんき」とも読みますが、もっと誰もが知っているモノの名前が正解です。
ヒントは「びょんびょん」。
さあ、いったい何と読む??
「弾機」の読み方のヒントはコレ!
これは「〇〇」の2文字です。
足につけると高くジャンプできそうです。
「弾機」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「バネ」です!
「バネ」は、一般的にはコイル状になった金属のもので、英語ではスプリングと呼ばれているものですね。
「バネ」には弾性があるので、縮めれば元に戻ろうとする性質があるので、身の回りの日用品や車のサスペンション、精密機械の内部の部品など、ありとあらゆるモノに活用されています。
そんな便利な「バネ」の歴史をたどると、なんと10万年以上も前・・・。
もちろん、金属製の「バネ」ではありませんが、鳥などの小動物を捕まえるための罠
の仕掛けに使われていた木や草が「バネ」の起源だったんですね!
次の難読漢字は「木履」!
「木履」という漢字、ずばり「木の履物」でしょうか?
はい、正解です!
では、その読み方は?と聞かれてしまうと答えに困ってしまいますね・・・。
普通、靴は革やナイロン、または藁で編んだ草履のような、柔らかい素材が使われているのが定番ですが、今回は硬い木。
もちろん、「げた」や「きぐつ」とも読めますが、今回は別の読み方をお願いします!
さあ、そんな木でできた靴、あなたは読めますか?
「木履」の読み方のヒントはコレ!
そのまま見た目は「下駄」です。
女の子が履くものの名称です。
「木履」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ぽっくり」です!
ちなみに、「ぽっくり」って皆さんご存じですか?
「ぽっくり」とは、女の子が履く「下駄」のことを指しますが、下駄の形は底が平らで四角いイメージがありますよね?
「ぽっくり」は、今でいうところの「厚底ブーツ」。底の部分はつま先に行くにつれて低くなっていて、横から見ると船のような形をしています。
京都の舞子さんが履いている履物をイメージしても良いかもしれません。
名前の由来は、歩く音の「ぽくり、ぽくり」から来ているそうで、見た目もネーミングもなんとも可愛らしい履物ですね!
最後の難読漢字は「雲呑」!
この漢字2文字、「雲を呑む」と書きますが、まさに仙人のような行動ですね。
仙人は雲や霞を食べる、などと昔から言われていますが、ずばり、これを食べるのは私たち普通の人間です。
あっ・・・、これは「食べ物」という最大のヒントになってしまいましたが、この食べ物、あなたは読めますか?
「雲呑」の読み方のヒントはコレ!
欧米では「ダンプリング」と呼ばれています。
見た目は「中身のないギョーザ」ですね。
「雲呑」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ワンタン」です!
「ワンタン」といえば、ラーメンや中華スープに入っている、柔らかくて肉の味がしみ込んだ、なんかテロテロした美味しい食べ物というイメージがあります。
中華料理においては、焼売や餃子などと同じ点心の一つで、欧米では「ダンプリング」と呼ばれている小麦粉を四角く練って茹でたものですよね。
本場中国では、「ワンタン」が作られた当初は餃子と区別されていなかったようで、あながち「具がない(または少ない)餃子」というイメージは間違っていなかったようです。
あの、テロテロした食感を思い出してしまった以上、今日のご飯はワンタン麺で決まり!