「徒に」
この漢字、何と読むかわかりますか?
「生徒」「徒歩」など、「と」と読む場合もありますが、
「徒に」と書いて「とに」とは読みません。
読み方がわからないあなたは、
下記で発表する正解と解説を参考にしてくださいね。
「徒に」の読み方のヒントはコレ!
「徒に」の読み方のヒントは、下記の通りです。
- ヒント1:「役に立たない」「無駄に」「むやみに」
- ヒント2:「物足りない」「風情に欠ける」
そろそろわかりましたか?
「徒に」の読み方!正解は…?
「徒に」の読み方、正解は……
「いたずらに」です!
- 「役に立たない」「無駄に」「むやみに」
- 「物足りない」「風情に欠ける」
などの意味を持つ漢字で、
元々の意味は形容動詞「徒だ」からきています。
「徒に」の例文は?
せっかくですので、「徒に」を使った例文も見ていきましょう。
- 仕事のアイディアが浮かばず、徒に時間が過ぎていく。
- 勉強に身が入らず、徒に時を費すこととなった。
- 何が気に入らなかったのか、彼女は徒に騒ぎはじめた。
このように、「無駄に」「むやみに」「無益に」「無用に」
といった状態を表すときに役に立ちます。
漢字は知らなくとも、会話の中で聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
まとめ
「徒に」は「いたずらに」と読み、
「無駄に」「むやみに」などの意味を持つ漢字です。
現代語の「徒に」とはニュアンスが異なりますが、
「いたづらなり」という有名な古文単語もありますので、
1度は耳にしたことがある言葉でしょう。
「時間を浪費してしまった」「無駄に過ごしてしまった」と
表現する際に使える「徒に」という漢字。
知っているだけで泊がつきますので、
これを機に覚えてみてはいかがでしょうか。
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