今日の難読漢字は
「手巾」
「米」
「打」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「手巾」!
1文字目の「手」はともかく、2文字目の「巾」ってご存じですか?
「巾」という漢字は「きん」と読み、「巾着(きんちゃく)」の言葉でもお馴染みですね。
でも、「巾」の字を使った他の言葉はすぐに思い浮かばないので、その意味も推測しずらいのも事実。
そこで一つヒントです。
この「巾」という漢字には、「ぬの」や「きれ」などを意味します。
さあ、正解はいったい何でしょうか!?
「手巾」の読み方のヒントはコレ!
「しゅきん」とも読みます。
カタカナ読みです。
「手巾」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ハンカチ」です!
まさに、「手」を拭く「布きれ」の「手巾」は、「ハンカチ」ですね!
ハンカチは、身だしなみとして日常的に常備する四角形の布のこと。
英語ではハンカチーフといい、略して「ハンカチ」や「ハンケチ」と呼ばれていますね。
手洗いをした後には必ず必要なハンカチですが、子ども(特に男の子)って何でハンカチを使わないんでしょうかwww
私が見る限り、どの子も手を洗ったあとはズボンや服で手をゴシゴシしていて、これはこれで子どもらしくて微笑ましいものがあります。
でも、駅のトイレなどから出てきた大人の男性も、手洗い後は手をぶらぶらしただけで終わる人も多くてびっくりしたことがあります。
これを読んでドキっとした人、ぜひ「手巾」を使ってくださいね!
次の難読漢字は「米」!
日本人のソウルフードと言っても過言ではないお米。
その一文字からなる、この「米」という漢字は、いろんな読み方や意味があることでも有名ですね。
「コメ」、「アメリカ」、「まい」、「べい」・・・。
音読みでも当て字でも、ちょっと考えただけでこれだけ出てきますが、今回は「単位」です!
さあ、この「米」という「単位」はいったい何だ?
「米」の読み方のヒントはコレ!
カタカナ読みで、「〇〇〇〇」の4文字です。
長さを表す単位です。
「米」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「メートル」です!
「米」を単位として読むときは、「メートル」となります。
JRの駅の中で一番標高が高い「野辺山駅」には、「標高 一.三四五米六七」という立札があるのをご存じでしょうか?
漢字の羅列だらけで、一見、何を表しているのか分かりませんが、この「米」を「メートル」に置き換えてみると、「1345.67メートル」という意味になるんです!
そもそも、この「米」が「メートル」となった由来は、明治初期に現在でいうところの気象庁(当時は中央気象台)が、メートルを当て字で「米突」と表記したのが始まりだそうです。
「米」にまた、新たな1ページが加わりましたね!
最後の難読漢字は「打」!
野球やゴルフなど、バットやクラブを使ってボールを「打つ」。
打席、打者、打撲・・・など、音読みでは「ダ」と読む「打」という漢字。
送り仮名がなく、シンプルな1文字のため「ダ」しか思い浮かびませんが、これは何を表しているんでしょうか?
音からくる当て字か、意味からくる当て字か。
これはもうヒントを見るしかありませんね!
「打」の読み方のヒントはコレ!
カタカナ読みで「〇〇〇」の3文字です。
数を表す「単位」です。
「打」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ダース」です!
「ダース」、この響きって何だか懐かしい・・・。
初めてこの言葉を習うのは小学校だと思いますが、「鉛筆の1箱には12本の~」という件から算数の問題が始まったのを今でも覚えています。
最近の若者は、そもそも鉛筆ではなくシャーペンを使う世代でしょうから、そもそも鉛筆を箱買いすることや箱のまま見る機会は少ないと思いますが、12という数を1単位としたものが「ダース」になります。
日常的に使うシチュエーションも、ほぼ「鉛筆」に限られますが、算数や数学ではたまに出てくる単位なので覚えておきましょう!
出典:コトバンク