漢字読み講座

【今日の難読漢字】「羅府」「完遂」「素封家」「好々爺」「雛豆」ってなんて読む?

今日の難解漢字は、

「羅府」

「完遂」

「素封家」

「好々爺」

「雛豆」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「羅府」です!

そのまま「らふ(らーふ)」と読め、実はこれでも合ってはいます。

 

しかし、今回は難読漢字の問題。

もう少し一般的な、誰もが知っている読み方をする漢字なんですが、なんだか分かりますか?

 

ヒントは音読みでも訓読みでもない、いわゆる当て字になります。

 

なので、ヒントを見ないことには始まりませんね・・・

 

「羅府」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① ある国の州の都市の名前で、州の名前より有名です。

ヒント➁ 名前に「天使(angel)」が入っています。

ヒント③ ハリウッドやビバリーヒルズがあります。

 

「羅府」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ロサンゼルス」です!

 

「ロサンゼルス」は、アメリカ合衆国のカリフォルニア州の都市(郡)の一つ。

州の名前よりも有名で、他にもハリウッドやビバリーヒルズもあって、何だかすごいゴージャスな郡となっています。

 

しかも「ロサンゼルス」は、カリフォルニア州で最大というだけでなく、アメリカ全体をみてもニューヨークの次に人口が多い、北米屈指の世界都市なんです。

 

ちなみに、名称に「angels」が入っているのは、ずばりそのまま「天使たち」を意味しています。当時、アメリカに入植した人々が町のことを「私たちが貴婦人で、天使たちの女王の町」と名づけたことが由来になっているそうですよ!

2つ目の漢字は「完遂」です!

「完遂」と書いて、なんと読むか分かりますか?

諦めずに最後までやり遂げる。

という意味ですが、

完遂と言われるものは、ただ簡単なタスクを完了させるという意味ではなく

無理難題でも最後までやり遂げる。

という意味合いになっており、やり遂げた時の達成感は格別です。

よく間違うのが(かんつい)ですが、こちらは間違いです

さて、「完遂」と書いてなんと読むでしょう?

「完遂」読み方のヒントは?

きっとすぐには終わらないであろう、

難航しそうな難しい仕事などを最後までやり遂げると

よく最後まで完遂したね!

と褒められると思います。

ゲームでもそうですが難易度が高いほど、人にこの言葉を言われます。

「完遂」読み方のもうひとつのヒントは?

平仮名にすると「〇〇〇〇」です。

何かを成し遂げられない時には〇〇未遂と使いますよね。

そして未遂の遂と、完璧の完で?

さあ、もうわかりましたか?

「完遂」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「かんすい」

です!

 

なにごとであろうと、自分の目的をはっきりさせて完遂したいものですね!

途中で頓挫してしまうと、自分の自信まで無くなってしまいそうです。

ぜひ、覚えておきましょう。

3つ目の漢字は「素封家」です!

「素封家」って読めますか?

また、どんな意味の言葉か分かりますか?

「〇〇家」と言えば、「浪費家」や「倹約家」、「努力家」や「楽天家」などいろいろありますが、「素封家」とは一体・・・!?

すふうか」ではありませんよ。

何と読むのか、さっそく見ていきましょう!

「素封家」の読み方のヒントは・・・?

「倹約家(けんやくか)」や「努力家(どりょくか)」などと同じで、「素封家」の「家」も「か」と読みます。

読み方はひらがなで「〇〇〇か」の4文字です!

さあ、もう分かりましたか?

「素封家」の読み方の答えは・・・

正解は、「そほうか」でした!

素封家とはずばり、「お金持ち」のことなんですよ。

「素封家」と呼ばれたら、喜んでいいですね。

しかも「大金持ち」「資産家」「財産家」を表す言葉なんです。

ただし、ちょっと注意点を。

「素封家」の「素」とは何もない、「封」とは封建社会での地位や領土のことを指しています。

つまり、社会的地位や領土を持たないのにお金はたくさん持っている人の事を指しているんです。

代々続く由緒正しき資産家と言うよりは、一代で成り上がったお金持ちをイメージすると分かりやすいかもしれませんね。

そのあたりのニュアンスも理解した上で使うと、上級者ですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

4つ目の漢字は「好々爺」です!

「好々爺」の読み方をご存じでしょうか?

「こうこうじい」と読むのはもちろん間違いですよ。

と言われても、この言葉自体を知らなかったらかなり難しいかも知れません。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「好々爺」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
  2. いつもニコニコして優しいおじいさん
  3. うちの祖父はいかにも好々爺という風貌です

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「好々爺」の読み方!正解は!?

正解は「こうこうや」です!

日常的にあまり使わない言葉なので「知らなかった」という方もいらっしゃるかも知れません。

好々爺とは、いつも穏やかで人が好さそうなお爺さんのことです。

例えて言うなら昔話の「はなさかじいさん」に登場する、正直者のお爺さんみたいな感じでしょうか。

「爺」という字は「じい」「じじ」「や」などと読まれ、対義語は「婆」になります。

「好」という字を2つ重ねて使うことで、いかにも人が良い雰囲気を表していますね。

5つ目の漢字は「雛豆」です!

「雛豆」と書いて、なんと読むか分かりますか?

雛祭りをイメージしてしまいますが、ひなあられではありませんし、お雛様は全く関係がありません!

さて、「雛豆」と書いてなんと読むでしょうか?

「雛豆」読み方のヒントは?

「雛豆」と書いて、(ひなまめ)とは読みません。

もっと丸くて大きな、マメ亜科の自殖作物です。

亜鉛や葉酸が入っており、栄養価も高いです。

有名な料理で言えばミネストローネに入れることが多いです。

名前のイメージとは違い、まあまあの大きさがあり食べ応えのある豆です。

サヤの中には雛豆がひとつだけ入っています。

主にインドで生産されていますが、ヒントになりますでしょうか?

「雛豆」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。

さて、もうわかりましたか?

「雛豆」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「ひよこまめ」

です!

 

ひよこのような形をした、丸い大きな豆の事です。

乾燥した状態で売られており、カレーやチリコンカンなどによく入っています。

ぜひ、読み方も覚えておきましょう。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
flower
とにかく本が好きです!