漢字読み講座

「蜿蜒」「鰆」「焼鱈」これら3つの難読漢字が読めたら漢字マスター!

今回の難読漢字は「蜿蜒」「鰆」「焼鱈」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「蜿蜒」

「蜿蜒」の読み方をご存じでしょうか?

パッと見た印象では「わんえん」と読んでしまいそうですが、もちろん間違いです。

「椀(わん)」の字は木編ですが、「蜿」は虫偏になっています。

しかも2文字目の「蜒」もよく見ると虫偏…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「蜿蜒」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
  2. うねうねと長く続くさまをいいます
  3. 「行列は蜿蜒と続いていた」などと使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「蜿蜒」の読み方!正解は!?

正解は「えんえん」です!

「蜿蜒(えんえん)」とは、うねうねと長く続く行列や、蛇などの生き物がうねりながら進むさまを意味する言葉。

以下は「蜿蜒」を用いた例文です。

  • 蜿蜒長蛇の列を見ると気が遠くなった
  • 行列は蜿蜒と果てしなく続くかに見えた

「延々(えんえん)」という言葉もありますが、こちらは主に時間が長く続くことを表します。若干使い方が異なるので注意しましょう。

2問目はこの漢字!「鰆」

「鰆」の読み方をご存じでしょうか?

魚+春で「ぎょはる」と読むのはもちろん間違いです。

釣りが趣味の方やお料理が得意な方は、もちろんご存じですね。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「鰆」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
  2. マグロを細長くしたような形が特徴
  3. スズキ目サバ科に属する海水魚です

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「鰆」の読み方!正解は!?

正解は「さわら」です!

「鰆(さわら)」はヒントで紹介したように、スズキ目サバ科に属する海水魚で、大きさは60cm以上にもなります。

魚編に春と書いて「さわら」と読みますが、関東では「寒鰆」がよく出回っているため、冬の魚とされています。

ではなぜ春という字が使われているのかというと、4月~6月になると産卵のため瀬戸内海に集まるからです。

また、形が長細いため「狭い腹」から「さわら」と呼ばれるようになったという説もあります。

最後はこの漢字!「焼鱈」

「焼鱈」の読み方をご存じでしょうか?

そのまま素直に読めば「やきたら」ですが、もちろん間違いです。

と言われても「他にどんな読み方があるの?」と思う方も多いでしょう。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「焼鱈」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字です
  2. 一般にはカタカナで書きます
  3. 屋外でお肉を焼いてみんなでワイワイ

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「焼鱈」の読み方!正解は!?

正解は「バーベキュー」です!

漢字だけを見ると、どうしても焼き魚しかイメージできませんね。

バーベキューでは普通はお肉を焼くのに、なぜ魚の「鱈(たら)」という字が使われているのでしょうか?

一説にはバーベキューという発音を聞いた時に「bake(焼く) cod(鱈)」と聞こえたからだとも言われています。

日本ではスライス肉やウインナー、野菜などを焼きますが、アメリカでは牛の肉を丸焼きにしたものをバーベキューと呼びます。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!