漢字読み講座

「烏骨鶏」は何て読むか分かりますか?「鳥」と「鶏」の両方の「とり」がつくからやっぱり「とり」の一種!?

「烏骨鶏」・・・

この漢字3文字でできた単語の中に、「鳥」も「鶏」も含まれているんだから、絶対に「とり」の名前!

そう思ったあなたは、するどい!

その通り「とり」ではあるんですが、どんな「とり」なんでしょうか?

さっそく見ていきましょう!

「烏骨鶏」の読み方のヒントは・・・

それではヒントです!

「烏骨鶏」の漢字をよくよく見直してください。

「烏骨鶏」の1文字目は、「鳥(とり)」ではないんです!!

「鳥」ではなく、「烏(からす)」なんですよ。

横線が一本ないのがわかりますよね。

そして「鳥(とり)」が鳥類全般を指すのに対し、「鶏」は「にわとり」の仲間を指すんです。

つまり「烏(からす)の骨(ほね)の鶏(にわとり)」というわけです。

どんな鶏(にわとり)なんでしょう?

「烏骨鶏」の読み方の答えは・・・

正解は、「うこっけい」でした!

烏骨鶏(うこっけい)は、白いふわふわな毛でおおわれた鶏です。

ところがそのふわふわな毛の中、骨はまるで烏(からす)のように真っ黒なんですって!

だから「烏(からす)のように黒い骨(ほね)の鶏(にわとり)」という意味の「烏骨鶏」という名前なんですよ。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!