「槭」を何と読みますか?
とても美しいものですよ!
日本人なら覚えておきたい漢字です。
「槭」の読み方のヒントは?
1.「槭」をひらがなにすると、3文字になります。
2.「槭」をフランス語にすると「Érable」、ドイツ語では「Ahorn」です。
3.「槭」の原産地は、アジア・ヨーロッパ・北アフリカ・北アメリカ。
4.『栂つがの大木や槭かえでなどが茂り合って、』木暮理太郎「奥秩父の山旅日記」より引用
正解は…
正解は「かえで」でした!
一般的には「楓」と書くことが多いです。
「槭」は、ムクロジ科カエデ属の落葉高木。
「槭」は若々しい緑、鮮やかな黄、燃えるような赤、さまざまな色の葉が美しい植物。
日本では、秋になると各地で「槭」を見物する紅葉狩りが行なわれますね。
カエルの手のような葉の切れ込みが深いものをモミジ、浅いものをカエデと呼びます。
ちなみに、「鶏冠木・蛙手」と書いても「かえで」と読みますよ。
葉の印象が強いですが、春から夏にかけては小さな花をつけます。
「槭」の花言葉は「調和」「美しい変化」「大切な思い出」「遠慮」です。最初の2つは葉の色の変化にちなんでいるのでしょう。
「槭」の音読みは「サク・シュク・セキ・シュウ・シュ・シャク」、訓読みは「かえで」、漢検1級15画の漢字です。