漢字読み講座

「眷顧」を何と読みますか?されると嬉しいことです!

「眷顧」を何と読みますか?

されると嬉しくなってしまうかも…

早速ヒントを見てみましょう!

「眷顧」の読み方のヒントは?

1.「眷顧」をひらがなにすると、3文字になります。

2.「眷顧」と反対のイメージの言葉に、「平等」「一律」「均等」などがあります。

3.『それから眷顧を深くしたという。』岡本かの子「生々流転」より引用

正解は…

正解は「けんこ」でした!

「眷顧」とは、特別に目をかけること、いわゆる「ひいき」のことです。

大きな声では言えませんが、「眷顧」されると嫌な気はしませんね……。

一流のサービスマンは、一人ひとりのお客さんに「自分だけがひいきされている」と思わせるのが上手です。

「眷顧」の「眷」は、身内、一族、恋焦がれるなどの意味を持つ漢字。

「眷」を使う四文字熟語に、六親眷族(ろくしんけんぞく)があります。すべての親類縁者のことです。

音読みは「ケン」、訓読みは「眷みる(かえりみる)」「眷み(めぐみ)」「眷け(なさけ)」、漢1検級、11画の漢字です。

「顧」は、かえりみる、振り返る、見まわすなどの意味を持つ漢字です。

「顧」を使う四文字熟語に、顧小失大(こしょうしつだい)があります。目の前の小さな利益を得ようとして、大きな利益を失うことです。

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イシカワマキコ
イシカワマキコです。日本語の奥深さが好きです! よろしくお願いします。