漢字読み講座

「野口啄木鳥」「初中」「活舌」これら3つの漢字の読み方がわかりますか?

今回は「野口啄木鳥」「初中」「活舌」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「野口啄木鳥」

「百舌鳥」と書いて「もず」。

「山翡翠」と書いて「やまぜみ」。

鳥の名前って、難読漢字が多いですよね。

それでは「野口啄木鳥」は読めますか?

絶滅危惧種に指定されている鳥なんですよ。

何と読むのか?

さっそく見ていきましょう!

「野口啄木鳥」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです!

ずばり読み方は、ひらがなで「のぐち〇〇」の5文字です。

つまり、「野口啄木鳥」の漢字5文字のうち「野口」はそのまま「のぐち」という読み方で正解なのです。

問題は、「啄木鳥」の3文字ですね。

漢字3文字ではありますが、読み方は「〇〇」の2文字です。

考えてみてください!

「野口啄木鳥」の読み方の答えは・・・

正解は、「のぐちげら」でした!

「啄木鳥」と書いて「けら」と読みますが、「きつつき」とも読みます。

「きつつき」はキツツキ科の鳥の総称で、「けら」もキツツキ科に属する鳥です。

そして「野口啄木鳥(のぐちげら)」ですが、沖縄のやんばる地方にしか生息しないキツツキなんです。

1887年に発見された際に、発見に携わった野口さんの名前を取って名付けられたんですよ。

絶滅危惧種であり、特別天然記念物に指定されているキツツキです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

2問目はこの漢字!「初中」

「初中」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(はつなか)ではないのです!

さあ、なんと読むでしょう?

「初中」読み方のヒントは?

ヒントは全体で6文字、「〇〇〇〇〇〇」となります。

ある頻度を表す副詞で、日常的にも非常によく使われる言葉です。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「初中」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「し」です。

漢字で表記することはほとんどないですが、これの読み方を知ると、意外とそのままだなと感じるかもしれません。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「初中」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「しょっちゅう」

です!

「初中(しょっちゅう)」とは、ある物事が短い間隔もしくは高い頻度で繰り返し起こる状況を表す副詞です。

頻度としては「いつも」「つねに」と「しばしば」「たびたび」の間くらいの頻度と言われており、個人的な感覚としては80%くらいでしょうか?

語源は仏教語の「初中後(しょちゅうご)」が略されたと言われており、これは初めから終わりまで、という意味です。

初中後の「(初めから終わりまで)ずっと」という意味から「いつも」のニュアンスが残り、しょっちゅうとなったようです。

あまり悪い意味の言葉ではないはずですが、どうも悪いことやちょっとバカにしたような場面で使われている印象がありますね。

「しょっちゅうカレー食べてるね」とか。。。

最後はこの漢字!「活舌」

活舌と書いて、なんと読むか分かりますか?

活動している舌と書くので、そのイメージで合っています。

活舌が悪いと、言いたいことが伝わらず、活舌がいいと人に伝わりやすく、早口言葉もすらすら読めます。

舌の動き、鈍ってませんか?

さて、「活舌」と書いてなんと読むでしょうか?

「活舌」読み方のヒントは?

活舌とは、舌の滑らかな動きを表す言葉です。

声を出すには舌のなめらかな動きが関係するので、活舌がいいとアナウンサーのように誰にでもきれいに声が届くようになります。

そして活舌が悪いと、何を言っているのかわかりにくくなります。

鍛えるには早口言葉の練習をするのがいいそうです。

「かけっこでコケかけた過去」「赤カピバラ青カピバラ黄カピバラ」なんて詰まらずに言えるでしょうか。

「活舌」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

さて、もうわかりましたか?

「活舌」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

 

「かつぜつ」

です!

 

「滑舌」と書いても正解です。

ぜひ、覚えておきましょう。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!