今日の難読漢字は
「饗応」
「改悛」
「杜宇」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「饗応」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/06/toi_kanji_505.jpg)
「饗応」は、特殊な読み方をするわけではないので、
人によってはカンタンに読めるかも。
「饗」は「饗宴」などで使われる漢字。読み方も同じですよ。
「応」はよく使われますよね。「応援」や「応答」など、身近な漢字ですね。
さて、あなたは何と読みましたか?
「饗応」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「きょうおう」
です!
「饗応」は、
「酒や食事などを出してもてなす」という意味の言葉です!
カンタンに言えば「接待する」という感じですね。
「饗」には「もてなし」や「ご馳走する」といった意味があります。
「応」には「外の要求に応じて動く」という意味があるため、
「相手をもてなすために食事や酒などを用意する」という意味になるのです。
ところが「饗応」には他の意味も。
それが「相手の言動に逆らわず、迎合する」「無抵抗に受け入れる」という意味。
使う場面によっては意味合いが変わってくるので、
前後の文脈から読み取る必要があります。
意味も含めて理解して、スマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「改悛」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/06/toi_kanji_506.jpg)
「改悛」は、読み方さえわかればカンタンな言葉。
「改」の字は、「改札」「改心」などと同じ読み方です。
ポイントとなるのは「悛」の字。
漢字のつくりの部分は、他の漢字で見覚えがあるかも。
さて、あなたは何と読みましたか?
「改悛」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「かいしゅん」
です!
「改悛」は、
「犯した悪事や過ちを悔い改めて、心を入れ替える」という意味の言葉です!
「改」という文字には「改める」という読み方があるように、
悪いことを良いことに変えていく、という意味があります。
「改善」にも「改」の字が使われていますよね。
「悛」の漢字には「あやまちを正す」「つつしむ」という意味があります。
つまり「改」と「悛」は同じような意味を持つ漢字なんです!
ちなみに同じ意味・同じ読み方で「悔悛(かいしゅん)」という言葉もあります。
こちらは「悔」という文字を使うことで、
より「悔い改める」という意味が強く感じられます。
「改悛」「悔悛」どちらも比較的見かける漢字です。
スマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「杜宇」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/06/toi_kanji_507.jpg)
「杜宇」は、とある鳥の名前。
2つの読み方がありますが、1つは2文字・もう1つは5文字です。
5文字の読み方だと、馴染みのある鳥の名前になりますよ。
さて、あなたは何と読みましたか?
「杜宇」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「とう」もしくは「ほととぎす」
です!
「杜宇」は、
「カッコウ目カッコウ科に分類される鳥類の一種」という意味の言葉です!
ホトトギスといえば、「鳴かぬなら〜」ではじまる
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康を表した句ではないでしょうか。
ホトトギスは万葉集などにも出てくる、古くから知られる鳥。
ホトトギスの鳴き声が聞こえる頃に田植えをする、合図にもなっているのだとか。
「キョッキョッキョキョキョ」と鳴く声は、かなり特徴的です。
「鳴かぬなら〜」の句は、信長・秀吉・家康が読んだものではないとされています。
勘違いされがちなので注意しましょう!
実はホトトギスには他にも様々な漢字が充てられています。
「時鳥」「子規」「不如帰」などがありますよ。
合わせて覚えておくといいですよ。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!
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