漢字読み講座

【今日の難読漢字】「饗応」「改悛」「杜宇」全部読めたら漢字マスター!「改悛」を「かいとし」と読んだあなたは…?

今日の難読漢字は

「饗応

「改悛」

「杜宇」

です!

 

あなたは正しく読めますか?

 

最初の難読漢字は「饗応」!

「饗応」は、特殊な読み方をするわけではないので、

人によってはカンタンに読めるかも。

 

「饗」は「饗宴」などで使われる漢字。読み方も同じですよ。

「応」はよく使われますよね。「応援」や「応答」など、身近な漢字ですね。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「饗応」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「きょうおう

です!

 

「饗応」は、

「酒や食事などを出してもてなす」という意味の言葉です!

カンタンに言えば「接待する」という感じですね。

 

「饗」には「もてなし」や「ご馳走する」といった意味があります。

「応」には「外の要求に応じて動く」という意味があるため、

「相手をもてなすために食事や酒などを用意する」という意味になるのです。

 

ところが「饗応」には他の意味も。

それが「相手の言動に逆らわず、迎合する」「無抵抗に受け入れる」という意味。

使う場面によっては意味合いが変わってくるので、

前後の文脈から読み取る必要があります。

 

意味も含めて理解して、スマートに読めるようになりましょう!

 

次の難読漢字は「改悛」!

「改悛」は、読み方さえわかればカンタンな言葉。

 

「改」の字は、「改札」「改心」などと同じ読み方です。

ポイントとなるのは「悛」の字。

漢字のつくりの部分は、他の漢字で見覚えがあるかも。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「改悛」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「かいしゅん

です!

 

「改悛」は、

「犯した悪事や過ちを悔い改めて、心を入れ替える」という意味の言葉です!

 

「改」という文字には「改める」という読み方があるように、

悪いことを良いことに変えていく、という意味があります。

「改善」にも「改」の字が使われていますよね。

 

「悛」の漢字には「あやまちを正す」「つつしむ」という意味があります。

つまり「改」と「悛」は同じような意味を持つ漢字なんです!

 

ちなみに同じ意味・同じ読み方で「悔悛(かいしゅん)」という言葉もあります。

こちらは「悔」という文字を使うことで、

より「悔い改める」という意味が強く感じられます。

 

「改悛」「悔悛」どちらも比較的見かける漢字です。

スマートに読めるようになりましょう!

 

最後の難読漢字は「杜宇」!

「杜宇」は、とある鳥の名前。

 

2つの読み方がありますが、1つは2文字・もう1つは5文字です。

5文字の読み方だと、馴染みのある鳥の名前になりますよ。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「杜宇」の読み方、正解は…

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「とうもしくは「ほととぎす」

です!

 

「杜宇」は、

「カッコウ目カッコウ科に分類される鳥類の一種」という意味の言葉です!

 

ホトトギスといえば、「鳴かぬなら〜」ではじまる

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康を表した句ではないでしょうか。

ホトトギスは万葉集などにも出てくる、古くから知られる鳥。

ホトトギスの鳴き声が聞こえる頃に田植えをする、合図にもなっているのだとか。

キョッキョッキョキョキョ」と鳴く声は、かなり特徴的です。

 

「鳴かぬなら〜」の句は、信長・秀吉・家康が読んだものではないとされています。

勘違いされがちなので注意しましょう!

 

実はホトトギスには他にも様々な漢字が充てられています。

「時鳥」「子規」「不如帰」などがありますよ。

合わせて覚えておくといいですよ。

 

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。

ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!

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toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!