今日の難読漢字は
「心許り」
「犢鼻褌」
「膝蓋骨」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「心許り」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/06/toi_kanji_513.jpg)
「心許り」を、「こころゆるり」なんて読んでいませんか?
その読み方は不正解!
「心」は「こころ」と読むのですが、
「許り」は別の、ちょっと変わった読み方をします。
さて、あなたは何と読みましたか?
「心許り」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「こころばかり」
です!
「心許り」は、
「わずかに心の一部を表したものである」という意味の言葉です!
このように聞くと聞き慣れないですが、
人にお土産や贈り物を渡すときに
「こちら、心ばかりの品ですが……」なんて言いませんか?
謙遜の言葉として使われており、
「ほんの気持ちですが……」という控えめな言葉として使われています。
ちなみに「心許ない」と書く場合は「こころばかない」ではなく、
「こころもとない」と読みます。
同じ漢字なのに、送り仮名が違うだけで読み方が変わるのは面白いですよね。
大人の会話の中で、比較的よく見聞きする「心許り」。
贈り物や取引先へのお土産などを渡す際に使えるので、
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「犢鼻褌」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/06/toi_kanji_514.jpg)
「犢鼻褌」は、誰しも知っているあるアイテムのこと。
男性が身につけるものなのですが、
現在は一般的ではありません。
ただし、言葉としては今も使われているので、
意味も含めて知っている方は多いかも。
さて、あなたは何と読みましたか?
「犢鼻褌」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「ふんどし」
です!
「犢鼻褌」は、
「男性の腰部をおおう長い帯状の布」という意味の言葉です!
今で言うアンダーウェアの一種ですが、現代で着用している方は少ないはず。
その代わり、言葉では残っていますよね。
たとえば「人のふんどしで相撲を取る」と言う慣用句。
「他人の物を利用し、努力せずに自分の利益をはかる」という意味があります。
また「ふんどしを締めてかかる」という慣用句もありますよね。
こちらは「十分に心を引き締め、油断なく事に当たる」と言う意味です。
使う機会が少ないのに、言葉としては今も残っている「犢鼻褌」。
ちなみに「褌」の1文字でも「ふんどし」と読むので、合わせて覚えておくと◎。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「膝蓋骨」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2024/06/toi_kanji_515.jpg)
「膝蓋骨」は、「ひざぶたぼね」と読んでしまうかも。
確かにそれぞれの漢字を読むとそうなのですが、
今回は音読みでの読み方をお答えください。
「膝」の音読みが、ちょっと難しいかも?
さて、あなたは何と読みましたか?
「膝蓋骨」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「しつがいこつ」
です!
「膝蓋骨」は、
「ひざの関節の前にある、お皿のような形状の骨」という意味の言葉です!
いわゆる「ひざのお皿」や「ひざ小僧」なんていうことがある部分。
膝を曲げると、まるでお皿を逆さにしたような骨があるのが分かります。
この部分のことを「膝蓋骨」というそうです。
膝をスムーズに曲げ伸ばしをしたり、膝を守る役割を持っており、
人間の運動には欠かせない部分。
太ももやすねの骨に、動きを伝える滑車のような役割も担っています。
ひざの前面で関節を覆うようにある骨=膝の蓋の骨で「しつがいこつ」と読むなんて、
一度読めてしまえば、とてもわかりやすいネーミングです。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/01/26482743_150_0.jpg)