「号ぶ」
「信号」「記号」などのイメージから「ごうぶ」と読んでしまった人はいませんか?
でも送り仮名に「ぶ」をつけた時の「号」には別の読み方があります。
「号ぶ」読み方のヒントは?
ヒントは、大声を発する時、大きな声で呼ぶ時に使います。
類語は
「喚く」
「怒鳴る」
などが挙げられます。
「号ぶ」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「さけぶ」
です!
「号」の字を見ると上に「口」という字がありますよね。
つまりもともと「号」は大きな声で泣く・叫ぶ様子を表す言葉だったのです。
そのため「さけぶ」という意味で「号」を使った言葉はたくさんあります。
「号泣(ごうきゅう)」は大きな声をあげて激しく泣く様子。
「怒号(どごう)」は怒って号ぶ様子。
「号令(ごうれい)」も大きな声で大勢に指示をする言葉です。
他にも同じ「さけぶ」という読み方の漢字と合わせ「叫号(きょうごう・きゅうごうと読む場合もあり)」という言葉もあります。
「号」は大きな声をあげることですが、「叫」は甲高い声を張り上げること。
同じ「さけぶ」という漢字でも、音の高さの違いがあるのが面白いですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!