漢字読み講座

【友達は全員読めませんでした】「凡そ」ってなんて読む?「ぼんそ」と読んでしまったあなたは・・・

「凡そ」

「平凡」「凡庸」などの言葉から「ぼんそ」と読んでしまった人がいるのではないでしょうか。

「凡例(はんれい)」という言葉もありますが「はんそ」でもありません。

「凡そ」読み方のヒントは?

ヒントは「物事のだいたいのところ」「一般的に」「全く」という三つの意味があります。日常会話でよく使う言葉です。

類語は

「ざっくりと」

「総じて」

「あらかた」

などが挙げられます。

「凡そ」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「およそ」

です!

「出席者の人数を凡そでいいから知りたいから連絡をください」

「あのサークルのメンバーは、凡そ真面目な人が多い」

「あの小説ときたら、凡そつまらない話だった」

のように使います。

ちなみに「およそ」と似た言葉に「おおよそ」があります。「おおそよ」は「凡そ」と書く場合と「大凡」と書く場合があります。

「およそ」と「おおよそ」の違いですが、実は同じ意味の言葉です。もともと「おおよそ」が音変化したものが「およそ」というわけです。

厳密な使い分けはありませんが、口語では「およそ」を文語では「おおよそ」を使う場面が多いと言われています。

いつの間にか無意識で使い分けている人も多そうですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!