「明日の朝は筋トレをするぞ！」「目が覚めたら資格試験の勉強だ！」「明日こそは起きたら読書をする！」なんて意気込んでベッドに潜り込んだはいいものの、目が覚めると頭がボンヤリ…。
こんな経験は誰にでもあるでしょう。
せっかく睡眠の質や量を改善しているのですから、目覚めはロケットスタートを決めて今までの自分では挑戦できなかったことをしたいですよね。
そこでシャキッとするためにシャワーを浴びる人もいるでしょうが、一撃で目が覚める上に免疫力まで高まるシャワーの浴び方をご存知でしょうか？
今回は誰にでも今日からできて、お金もかからない最高のシャワーの浴び方をご紹介します。朝からバリバリ活動したい人もぜひ参考にしてください。
目次
冷水シャワーを浴びよう！
苦行かと思っていた自分が恥ずかしい結論からお話すると、冷水シャワーを浴びましょう。
まるで修行僧のようですが、科学的にも冷水シャワーの効果は実証されており馬鹿にできません。
アムステルダム大学学術医療センターによる大規模実験では、冷水シャワーを浴びたグループは病欠日数が29％も少なかったというのです。さらに運動習慣がある人は病欠が54％も少なかったというのですから驚きです。
実際は冷水シャワーを浴びた人も体調不良になる人はいたそうですが、不調をものともせずに働けるタフな状態になっていたとのことです。
まさに休みたくても休めないと思ってしまう思いやりのある日本人にピッタリのライフハックではないでしょうか？
冷水シャワーのやり方
まずは足先から少しずつ何も考えずに冷水シャワーを頭から浴びるのは危険です。特に心臓や呼吸器系に問題がある人は避けましょう。あくまで健常な成人が行う前提で話を進めます。
ステップ1．普通に温かいシャワーを浴びる、もしくは入浴する
まずは普通に体を温めましょう。
先程の実験では熱いお風呂に入って体をしっかり温めてから冷水シャワーを浴びているのでうすが、私は面倒くさがりなのでシャワーだけで済ませることが多いです。もちろん入浴が好きな人は入浴してOK。
ステップ2．30秒ほど冷水シャワーを浴びる
体が十分に温まったら冷水シャワーを浴びる。これだけです。
ただし、いきなり頭から冷水シャワーを浴びるのは慣れないうちは苦行です。まずは足先や手先など心臓から遠い部位から徐々に浴びるのがおすすめ。
冷水シャワーを浴びる時間は30秒程度で十分です。時間を長くしたからといって効果が上がるわけではないのでサクッと終わらせましょう。
冷水シャワーで私に起こった4つの変化
検証してみると予想以上に素晴らしかった！熱いシャワーは最高で心身ともにリラックスできますが、朝は仕事や家事という戦場に向かうための準備の時間でのんびりしているわけにもいきません。
私も脳がリフレッシュしている起床後の時間を大事にしているので実際に効果があるのか検証してみました。
変化その1．生産性が向上した
冷水シャワーを浴びたあとはまるでサウナの後のような「整った感」がありました。なにせ冷水シャワーは冷たいので浴びている時は30秒のカウントダウンに集中して思考が研ぎ澄まされます。
変化その2．ちょっとした達成感を味わえた
誰にでもできそうで、多くの人が実践していないであろう冷水シャワーをやり遂げたのは小さな成功体験となりました。たったの30秒でしかありませんが、人と違うという体験は有用だったようです。
変化その3．風邪を引かなくなった
実は、私は以前はものすごい虚弱体質でした。月に数回は風邪でクリニックに行くほどの虚弱体質っぷり…。
ですが、それは過去の話。冷水シャワーを浴び始めてから1年ほどが経過しましたがクリニックのお世話になることはなくなりました。
もちろん、「運動」「睡眠」「食事」を同時に改善していたので単純に冷水シャワーの効果だけとは言えませんが、先のアムステルダム大学の研究結果と照らし合わせも一定の効果があったのは間違いないでしょう。
まとめ
冷水シャワーでロケットスタートだ！世の中にはライフハックは溢れかえっていますが、手間もしくはお金がかかることで挑戦を断念するものもあるのではないでしょうか。効果があるのは分かっていても手間やお金がかかると無意識にブレーキを踏んでしまいますよね。
その点、冷水シャワーは30秒という超短時間かつほぼ無料で実践できるライフハック。
朝という心身がリフレッシュした状態をブーストさせて自己実現に加速をつけるために是非活用してください！
