今日の難読漢字は難読地名シリーズです!
「比布町」
「田子町」
「夏油 」
の3問ですが、あなたは何問よめますか?
さっそく行きますよ!
目次
難読漢字第1問、「比布町」
今回は、北海道の地名です。
北海道の地名はアイヌ語の影響もあって「留寿都(るすつ)」や「長万部(おしゃまんべ)」など、難読なものが多いですよね。
今回の「比布」は難しい感じではなさそうですが、「ひふ」や「くらぬの」ではないんです!
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「比布」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです。
「比布」の読み方は、ひらがなで「〇〇〇」の3文字です。
この中の1文字は、促音(小さい「つ」)、2文字は「ぱぴぷぺぽ」のように小さい丸がつく半濁音ですよ。
とっても可愛い響きの名前です。
考えてみましょう!
「比布」の読み方の答えは・・・
正解は、「ぴっぷ」でした!
とっても可愛い響きのこの名前、やはりアイヌ語が関係しています。
昔この辺りは石が多い湿地帯だったそうです。
そこでアイヌ語の「ピピ(石が多い所)」・「ピプ(沼の多い所)」という言葉から「比布(ぴっぷ)」という地名が付いたようです。
「比布町」は北海道の中央部にある人口約3600人の小さな町です。
「世界一大雪山がきれいに見える町」だと言われているんですよ。
難読漢字第2問、「田子町」
今回は、青森県の最南端にある「田子町」が問題です。
「田」も「子」も小学校1年生で習う漢字だから、読み方も簡単!
「たこまち」か「たごまち」としか読めないと思われるかもしれません。
ところが残念!
違う読み方をするんです。
何と読むのかさっそく考えていきましょう。
「田子町」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです。
「田子町」の読み方はひらがなで「〇〇〇まち」です。
「田子」がひらがなで3文字になるわけです。
さらに大ヒント!
3文字の中の1文字は、小さい「つ」(促音)です。
考えてみてください。
「田子町」の読み方の答えは・・・
正解は、「たっこまち」でした!
なぜ「たこまち」ではなく「たっこまち」と呼ぶのかは諸説ありますが、アイヌ語の「小高い丘」を意味する「タブコブ」が由来になっているという説が有力です。
「田子町(たっこまち)」の中にもアイヌ語が由来になっている地名がいくつも残っているそうです。
田子町は「田子にんにく」の生産が盛んなことで知られる町です。
何を隠そう日本一の生産量を誇っているんですよ!
人口は5000人ほどで、面積の80%森林が占めているんですって。
難読漢字第3問、「夏油」
日本には地元の人しか読めないような、難読の地名がたくさんあるものです。
そんな難読地名クイズです!
「夏油」・・・「なつあぶら」「なつゆ」としか読めないと思いますよね?
ですが実は違うんです。
何と読むのかさっそく見ていきましょう。
「夏油」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです。
「夏油」の読み方はひらがなで「げ〇〇」の3文字です。
「夏」は、「夏至(げし)」のように「げ」と読みますよね。
さらにヒントです!
大人気アニメ『呪術廻戦』の登場人物に、「夏油傑(げ〇〇すぐる)」というキャラクターがいますよね。
これで分かる人もいるかもしれません!
「夏油」の読み方の答えは・・・
正解は、「げとう」でした!
「夏油(げとう)」は、岩手県北上市にある地名です。
夏油(げとう)は、岩手県の秘湯として有名な「夏油(げとう)温泉」がある地域なんですよ。
夏油(げとう)温泉は焼石岳の渓谷にあって、すぐ目の前に渓流を望むことができる自然豊かな温泉として人気です。
この「夏油(げとう)」、由来はアイヌ語で「崖のあるところ」という意味の「クッ・オ」からきているという説が有力なんですって。
最後までおつきあいいただきありがとうございました!