漢字読み講座

「敢行」「一世一代」「小忠実」これら3つの難読漢字が読めたら漢字マスター!

今回の難読漢字は「敢行」「一世一代」「小忠実」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「敢行」

敢行」と書いて、なんと読むか分かりますか?

「私の人生にはあんまり関係なさそうな漢字」と思われた方、

実は誰にでも結構関係がありますよ!

さて、「敢行」と書いてなんと読むでしょうか?

「敢行」読み方のヒントは?

「敢行」とは、無理を承知で行う事、障害がある中で思い切って行う事という意味です。

「盗塁を敢行する」というのもそうですが、

「熱が出てるけど、どうしても頭を洗いたくてシャワーを敢行する」

なんてのもそうです。

熱という悪条件ですが強行して頭を洗って、頭がすっきりすればかなり心が軽くなるでしょう。

他にも、モテそうな彼に告白を「敢行」するなんてのもありますね。

失敗しそうで迷うけど、やるしかない!と思えば結構何でもできますよ。

「敢行」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

さて、もうわかりましたか?

「敢行」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「かんこう」

です!

 

ちなみに(かんこうれい)は緘口令と書き、意味も全く違うものになります。

ぜひ、覚えておきましょう。

2問目はこの漢字!「一世一代」

毎日難読漢字を紹介している「漢字読み講座」ですが、今日のお題は「一世一代」です!

・・・難読漢字じゃない!こんなの簡単だ!

と思われる方が多いかもしれません。

ところがある調査によると、この「一世一代」、正しく読めたのは40%弱だったとか。

つまり、約60%の人が間違えた読み方で覚えているというわけなんです。

ビジネスシーンなどで間違えて使っては恥ずかしいですよね。

正解は何と読むのか、さっそく考えていきましょう!

「一世一代」の読み方のヒントは・・・?

「一世一代」の読み方で考えられるのは・・・

  1. いっせいいちだい
  2. いっせいちだい

この2つではないでしょうか。

「一世」を「いっせい」と読むのか「いっせ」と読むのかで迷ってしまうのは、「一世(いっせい)風靡」「一世(いっせ)一度」」など、熟語によって二通りの読み方をするからなんです。

あなたはどちらの読み方が正しいと思いますか?

「一世一代」の読み方の答えは・・・

正解は、「いっせいちだい」でした!

「一世(いっせ)」には一生・一生涯の意味があり、「一世(いっせい)」と読むときはその時代・当世という意味になります。

「一世一代」とは一生に一度の晴れがましいことを意味するので、「いっせ」と読むわけです。

覚えておきましょう!

最後はこの漢字!「小忠実」

「小忠実」の読み方をご存じでしょうか?

「小(こ)」と「忠実(ちゅうじつ)」で「こちゅうじつ」ではありません!

ちなみに「小(こ)」の読み方は合っているのですが「忠実」の方が難しいのです。

漢字の意味をよ~く考えたら、ピンと来るかもしれませんよ。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「小忠実」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
  2. 「筆忠実」という言葉もあります
  3. 「面倒がらずに真面目にこなす人」のこと

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「小忠実」の読み方!正解は!?

正解は「こまめ」です!

「小忠実(こまめ)」とは、ヒントの③でも紹介したように、面倒なことでも真面目にこなす人をいいます。

同じくヒントの②で示した「筆忠実(ふでまめ)」とは、こまめに手紙を書く人のことです。

また、「忠実忠実しい」は「まめまめしい」と読むことができますよ。

忠実(まめ)に動くことはモテる秘訣ともいわれるように、人との間を円満に保つコツといえそうですね。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!