今回は「計える」「番瀝青」「提琴」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「計える」
「計える」の読み方をご存じでしょうか?
「計る」は「はかる」と読みますが「はかえる」ではありません。
小学校低学年で習う超基本の漢字でも、読み方が違うと難読漢字になる良い例ですね。
さて、一体何と読めばよいのか…
あなたには正しい読み方がわかりますか?
「計える」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇える」の4文字
- 数や量がどれほどあるかや、その出入りを調べること
- 「お札を計える」「人数を計える」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「計える」の読み方!正解は?
正解は「かぞえる」です!
「計える(かぞえる)」は一般には「数える」と書くことがほとんどなので、ちょっと読みにくいですね。
両者はほとんど同じ意味で使われますが「数える」が単に数を確認する意味であるのに対して、「計える」の方はより詳細なデータとしてカウントする際に使われる場合が多いようです。
ちなみに「かぞえる」と読める漢字には「数える」「計える」「算える」「 數える」の4種がありますよ。
この機会に覚えておいてくださいね。
2問目はこの漢字!「番瀝青」
「番瀝青」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「ばんれきせい」になりますが、もちろん間違いです。
これはかなりの難読漢字…
「番瀝青」の読み方がわかる人は、まさに漢字マスターですね!
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「番瀝青」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 普通はカタカナで表記する外来語です
- 家具、塀、遊具などいろいろな塗装に使用します
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「番瀝青」の読み方!正解は!?
正解は「ペンキ」です!
「番瀝青(ペンキ)」とはオイルペイントや合成樹脂調合ペイントの総称で、オランダ語の「pek」が語源となっています。
屋内で使用するインテリアや家具から、屋外の塀やベンチ、屋根など様々なところで使われているペンキ。
あなたも一度は使ったことがあるかもしれませんね。
ちなみに、ペンキと塗料は厳密には違うものになります。
ペンキには油性と水性があり、植物油などで稀釈して使用します。主な目的は見た目を美しくすることです。
一方、塗料は顔料・樹脂・溶剤を混ぜて作ったもので、単に美観目的だけではなく、保護や他の機能を併せ持つのが特徴。
より対候性に優れており劣化しにくいのは塗料で、外壁塗装などには塗料が使用されています。
最後はこの漢字!「提琴」
「提琴」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に「ていきん」と読んでも間違いではありませんが、もう一つもっと身近な読み方がありますよ。
さて、あなたにはもう一つの読み方がわかりますか?
「提琴」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字(5文字で書く場合も)
- 楽器の名前
- 普通はカタカナで表記する外来語
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「提琴」の読み方!正解は!?
正解は「ヴァイオリン」です!5文字だと「バイオリン」ですね。
和名では「提琴(ていきん)」と呼ばれています。
「提琴(ヴァイオリン)」はヴァイオリン属で最も高音域を出す、小型の弦楽器の一種。
起源はイスラム圏で使用されていたラバーブと呼ばれる弦楽器です。
また、現在のヴァイオリンが表れたのは16世紀半ばのヨーロッパで、当初から完全に近い形でした。
ちなみに、8月28日はヴァイオリンの日。
1880年(明治13年)8月28日に、三味線職人・松永定次郎が国内で初めてヴァイオリンを完成させました。