「群雲」を何と読みますか?
誰もがきっと見たことがあるはず!
早速ヒントを見てみましょう!
「群雲」の読み方のヒントは?
1.「群雲」をひらがなにすると、4文字になります。
2.「群雲」の特徴は、不規則なまだら模様です。
3.「群雲」の高度は2000〜7000m程。
正解は…
正解は「むらくも」!
明け方や夕方の陰影が特に美しい雲です。
「群雲」とは高度2000mから7000mの中積雲のこと。
季節を問わず現れますが、春から秋頃によく見られます。
小さな雲のかたまりがまだら模様になっているのが特徴で、羊の群れのように見えるため「羊雲(ひつじぐも)」とも呼ばれます。
高度5000mから13000mの巻積雲「鱗雲(うろこぐも)」と非常に似ていますが、見分けるには2つのポイントがあります。
1.規則正しく並ぶのが「鱗雲」、不規則にまとまっているのが「群雲」
2.地上から見て、雲のかたまりが指一本に隠れると「鱗雲」、それより大きいのが「群雲」
「群雲」は「叢雲」とも書きます。
『月に叢雲花に風(つきにむらくもはなにかぜ)』
よいことは差し障りが多く、長続きしないことのたとえです。
また、過去に大日本帝国海軍の駆逐艦も「叢雲」と名付けられました。