今日の難読漢字は
「媒」
「甘味処」
「盧森堡」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「媒」
「媒」
この漢字、何と読むかわかりますか?
「媒介」や「媒体」などの熟語もあり、
この場合は音読みで「バイ」と読みますが、
「媒」一字の読み方は「バイ」ではありません。
わからなかったあなたは、
下記の解説を参考にしてくださいね。
「媒」の読み方のヒントはコレ!
まずはヒントとして「媒」の意味を紹介します。
- ヒント1:【意味】関係をとりもつこと
- ヒント2:【例文】いつも私の志気を鼓舞し、勇気を増すの媒となりまして(『こわれ指環』清水紫琴)
そろそろわかりましたか?
「媒」の読み方!正解は…?
「媒」の読み方、正解は……
「なかだち」です!
媒の意味は、「関係を取り持つこと」「仲立ちをすること」など。
「媒人」と書いて「なこうど」と読むケースもあります。
「媒」と「媒体」「媒介」の違い
「媒」の字を用いた熟語に、「媒介」や「媒体」があります。
それぞれの違いについて簡単に見ていきましょう。
- 媒:「関係を取り持つこと」「仲立ちをすること」
- 媒介:「関係を取り持つ働きのこと」
- 媒体:「関係を取り持つもの・事柄そのもの」
このように、それぞれ若干の違いがあります。
覚えておくとどこかで役に立つ機会があるかもしれませんね。
まとめ
「媒」は一字で「なかだち」と読み、
「関係を取り持つこと」「仲立ちをすること」といった意味を持つ漢字です。
似た言葉に「媒介」や「媒体」がありますが、意味が若干異なります。
難しいのですが、「媒介」は関係を取り持つ働きのこと。
動詞としても使われます。
そして、「媒体」は関係を取り持つもの・事柄そのもの。
転じてメディアのことを指す場合もあります。
「媒」は媒介と同様の意味で使われることがありますので、
あわせて覚えておくとよいでしょう。
2つ目の漢字は「甘味処」
「甘味処」の読み方なんて、難読じゃない!
「かんみどころ」でしょ?
そう思う方が大半ではないでしょうか?
ところが正しい読み方は、「かんみどころ」ではないんです!
これはぜひとも正解を知りたいですよね。
「甘味処」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです!
「甘味処」の読み方は、ひらがなで「〇〇〇どころ」です。
「甘味」の読み方が「かんみ」ではないわけです。
「甘味処」の読み方の答えは・・・
正解は、「あまみどころ」でした!
あんみつやだんごなど、和菓子を提供する店の事を表す「甘味処(あまみどころ)」。
元々は「あまみどころ」と読まれていましたが、いつの間にか「かんみどころ」と読まれるようになりました。
そのきっかけは「甘味料(かんみりょう)」という言葉の出現です。
和菓子のことを「甘味(かんみ)」と呼ぶようになり、それに伴って「甘味処」も「かんみどころ」と読まれるようになりました。
今では「かんみどころ」の読み方の方が一般的なほどに浸透していますよね。
日本語は日々変化していて、間違いも多くの人に使われることによって許容されるようになる場合も多々あるのです。
本来の読み方である「あまみどころ」を覚えたら、自慢できそうですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
3つ目の漢字は「盧森堡」
「盧森堡」を何と読みますか?
富裕層が暮らす豊かで街並みの美しい小国です。
日本の首相にはぜひお手本にしてほしいです…。
「盧森堡」の読み方のヒントは?
1.「盧森堡」をひらがなにすると、7文字になります。
2.「盧森堡」の正式名称は「盧森堡大公国」です。
3.「盧森堡」の公用語はフランス語、ドイツ語、ルクセンブルク語の3種類です。
正解は…
正解は「ルクセンブルク」でした!
ちょっと長いですが「盧森不爾厄」と書いても正解ですよ。
「盧森堡」の「盧」はめしびつ、火入れ、黒い、酒場、イネ科のよしなどの意味があり、「堡」はとりで、つつみ、土手などの意味があります。
「盧森堡」は日本の神奈川県くらいの大きさしかありませんが、国民1人あたりのGDPはなんと日本の2.6倍以上!
日本人にとって馴染みの薄い国ですが、非常に生活水準の高い富裕国なのです。
また、「盧森堡」の料理文化は「フランスの質、ドイツの量」といわれており、細長いパイ包みの「パテ・オ・リースリング」というおいしいお菓子が有名です。
さまざまな金融機関がひしめき、世界的大企業が次々と進出している「盧森堡」には、マイクロソフト社が親会社となっている「スカイプ」の本社もあります!
まとめ
今日の難読漢字3つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!