今回は「赤口」「童歌」「胥」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「赤口」
「赤口」と書いて、なんと読むか分かりますか?
カレンダーの暦(こよみ)に書いてあることも多いので、誰でも見たことはあると思います。
しかし「赤口」がどういう意味なのか分からないという人も多いと思いますので、読み方と意味を一緒にご紹介していきます。
さて、「赤口」と書いてなんと読むでしょうか?
「赤口」読み方のヒントは?
「赤口」は、ある意味仏滅よりも気を付けなければいけない日です。
死を連想させるようなものに気を付ける日であり、基本的に大凶です。
赤口の日は、特に火の元、刃物などの扱いに注意してください。
ただし、正午の前後は「吉」となっているので、引っ越しなどは11時~13時に済ませるようにしましょう。
結局2時間しか良い時間帯が無いため、引っ越しや物事を起こす時には避ける人が多いです。
もちろん読み方は(せきぐち)ではありません。
「赤口」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「赤口」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しゃっこう」
です!
赤の付く日は注意!と覚えておくだけでも十分です。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「童歌」
「童歌」と書いて、なんと読むか分かりますか?
よく間違える(どうよう)は「童謡」ですが、(どうか)でも(どううた)でもありません。
でも、イメージは合っていると思います!
さて、「童歌」と書いて、なんと読むでしょうか?
「童歌」読み方のヒントは?
「童歌」とは、こどもが遊びながら歌う、昔から受け継がれてきた歌のことです。
「だるまさんがころんだ」「かごめかごめ」「ずいずいずっころばし」「はないちもんめ」などなど。
童歌を歌いながら、遊んだことはありませんか?
乳児から小学校低学年くらいまでは、童歌のお世話になっていたことと思います。
「童歌」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「童歌」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「わらべうた」
です!
懐かしさから、つい口ずさんでしまうこともありますが、出だしだけで止まってしまいます。
あなたは今、最後まで歌える童歌はいくつあるでしょうか?
ぜひ、思い出してみましょう。
最後はこの漢字!「胥」
「胥」を何と読みますか?
お酒が好きな人は知っているかもしれません。
難読漢字クイズにチャレンジ!
「胥」の読み方のヒントは?
1.「胥」をひらがなにすると、4文字になります。
2.「胥」の原材料にはいろいろありますが、スルメイカがもっともポピュラーでしょう。
3.「胥」で有名なのは北海道の函館市、青森県の八戸市です。
正解は…
正解は「しおから」でした!
一般的には「塩辛」と書きます。
「胥」は、魚介類の身や内臓に食塩を加えた発酵食品。
塩分が高いので保存食品として優秀です。
「胥」の原材料はイカの他、タコ・アキアミ・アカエビ・イワシ・ホヤなどがあります。
白米のお供としても美味しいですし、お酒のツマミとしても最高ですね!
大根おろしを合わせるのが定番ですが、北海道ではふかしたジャガイモに乗せて食べます。
実は鍋料理などの隠し味としても優秀ですよ!
鳥取県鳥取市では「しょうから」、三重県志摩市では「しょから」と発音されることがあり、沖縄では塩辛いという意味の「ガラス(辛す)」と呼ばれます。
「胥」の音読みは「ショ」「ソ」、訓読みは「しおから」「みな」、漢検1級9画の漢字。
「胥」には、塩漬けの肉、小役人、互いにという意味もあります。