今回は「呏」「横溢」「敬虔」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「呏」
「呏」の読み方をご存じでしょうか?
音読みでは「しょう」とも読めますが、通常は違った読み方をします。
漢字検定1級レベルの超難問です!
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「呏」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 通常はカタカナで書きます
- 液体の体積を表す単位です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「呏」の読み方!正解は?
正解は「ガロン」です。
「呏(ガロン)」とは、アメリカ、イギリス、カナダなどで使われている液体の体積を表す単位。
英語表記は「gallon」で省略形は「gal」です。
1ガロンはアメリカでは約3.785リットル、カナダやイギリスでは約4.546リットルと結構な量になります。
欧米の映画やドラマで、大量の飲み物が売られているのを見たことがありませんか?
ガロン単位で売っているため、日本人には考えられない大容量になるんですね。
ちなみに日本で使用できるガロンの定義はアメリカ基準で「1ガロン=約3.785リットル」です。
2問目はこの漢字!「横溢」
「横溢」の読み方をご存じでしょうか?
「溢」は「益」に似ていますが、「よこえき」と読むのは間違いです。
では一体何と読めば良いのでしょう…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「横溢」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 気力などがみなぎること
- 「横溢する若い力」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「横溢」の読み方!正解は!?
正解は「おういつ」です!
「汪溢」と書く場合もありますが、一般には「横溢」と表記される方が多いでしょう。
「横溢(おういつ)」とは、ヒントにも示したように「気力がみなぎること」や「あふれんばかりに盛んな様子」を表す言葉。
また、「溢」を訓読みすると「溢れる(あふれる)」「溢れる(こぼれる)」などと読むことができます。
「横溢」を使った言葉には「気力横溢」「元気横溢」「生気横溢」などがあり、いずれも血気盛んで気力に満ちた様子が伝わりますね。
最後はこの漢字!「敬虔」
「敬虔」の読み方をご存じでしょうか?
「けいこ」と読んでしまった方は、残念ですが間違いです。
「虎」は「こ」と読めますが、「虔」を「こ」と読むことはできないので「けいこ」ではありません。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「敬虔」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 深くうやまい、態度をつつしむ様子を表す言葉
- 「敬虔なクリスチャン」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「敬虔」の読み方!正解は!?
正解は「けいけん」です!
「敬虔(けいけん)」とは、深くうやまいつつしむ様子を示した言葉で、特に神仏をうやまう場合に多く使われます。
信心深い人のことを「敬虔な人」という場合もありますね。
「敬」には「うやまう、つつしむ」という意味があり、「虔」も「つつしむ、正しい」といった意味を持ちます。
似た言葉をふたつ重ねることで、意味を強調しているといえるでしょう。