「置行堀」を何と読みますか?
夏にふさわしい言葉です。
早速ヒントを見てみましょう!
「置行堀」の読み方のヒントは?
1.「置行堀」をひらがなにすると、6文字になります。
2.「置行堀」の場所は一箇所ではないらしい…
3.「置行堀」は落語の演目としてもよく知られています。
4.オカルト好きはすぐにピンとくるかもしれません。
正解は…
正解は「おいてけぼり」でした!
「置行堀」とは、本所七不思議と呼ばれる奇談・怪談のひとつ。
町人たちが堀で釣りをして帰ろうとすると、掘の中から「オイテケ~、オイテケ~」と恐ろしい声がする。
怖くなって逃げ帰り、魚籠を覗くと……
釣れていたはずの魚が一匹も入っていなかった!というお話です。
一緒にいた友人は堀に引きずり込まれた、逃げた先にはのっぺらぼうがいた、などのバージョンもあるようです。
「置行堀」の場所は本所(今の東京都墨田区)というのが定説ですが、実は江東区にまでまたがっているという説もあります。
「置行堀」の正体は?
気になる「置行堀」の正体は河童説が根強いです!
次にタヌキ説、稀にカワウソ説やムジナ説、人間の追いはぎだったのではないか?という説も…。
いろいろと妄想してしまう「置行堀」は、現代の都市伝説のルーツなのかもしれません。