今日の難読漢字は、
「牛尾草久保」
「神子塚」
「女遊戸」
の3問です!
どれも難読地名・・・あなたは何問読めますか?
さっそく行きますよ!
目次
難読漢字第1問「牛尾草久保」
「牛尾草久保」・・・
どこの地名か分かりますか?
何と読むか分かりますか?
「うしおくさくぼ」としか読めない気もしますが・・・
残念!違うんです。
意外過ぎる読み方にきっと驚くはずですよ!
何と読むのか、さっそく見ていきましょう。
「牛尾草久保」の読み方のヒントは?
それではヒントです!
実はこの「牛尾草久保」、漢字数より読み仮名の方が少ない特殊な単語なんです。
たとえば「百舌鳥」と書いて「もず」、「香具師」と書いて「やし」など、なぜか漢字の文字数よりも読み仮名の文字数の方が少ない単語ってありますよね。
「牛尾草久保」もそうで、読み方はひらがなで「〇〇くぼ」の4文字なんです!
「うしおくさくぼ」は完全に文字数オーバーですよね・・・
〇〇に入るひらがな、かんがえてみてください!
「牛尾草久保」の読み方の答えは・・・
正解は、「そでくぼ」でした!
「牛尾草久保(そでくぼ)」は、岩手県盛岡市にある地名です。
この「牛尾草久保(そでくぼ)」に限らず、日本には「久保・窪(くぼ)」の付く地名が多くありますよね。
平地より凹んだ窪地であることから付けられるだけでなく、美しい清水が湧くことから社(やしろ)が多くあるという共通点があるそうですよ!
難読漢字第2問「神子塚」
地名って、思いもよらない読み方をするものが多いですよね。
今回の「神子塚」もまさにそれです!
漢字を見る限り、「かみこづか」としか読めなそうですが・・・
それでは難読ではありませんもんね・・・
何と読む地名なのか?
さっそく見ていきましょう!
「神子塚」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「神子塚」は、岩手県盛岡市にある地名です。
岩手県と言えば不思議な伝説『遠野物語』で有名ですよね。
また、東北には恐山(おそれざん)のある青森県など、神秘的な雰囲気がありますよね。
そして偶然なのか?
「神子塚」の「神子」の読み方が、恐山と関係の深い、切ってもきれないものの名前の読み方と同じなんです!
恐山といえば・・・
考えてみてください!
読み方はひらがなで「〇〇〇づか」ですよ。
「神子塚」の読み方の答えとは・・・
正解は、「いたこづか」でした!
恐山で、死者の魂を我が身に宿して「口寄せ」で死者からの言葉を伝える職業が「イタコ」です。
この「イタコ」は、正式な漢字は無いそうなので、「神子塚(いたこづか)」の「神子(いたこ)」が恐山のイタコと関係あるわけではなさそうです。
でも、「神子塚」と書いて「いたこづか」、何だか神秘的な響きと漢字の地名ですね。
難読漢字第3問「女遊戸」
さまざまな難読地名が存在する日本。
「女遊戸」なんて「じょゆうど」にしか読めない!と思われる方も多いのではないでしょうか。
ところが日本の地名は、昔から伝わる地名ほど、思いもよらない読み方をするものなのです。
そこで今回は、「女遊戸」の読み方を探っていきましょう!
「女遊戸」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです!
「女遊戸」の地名の由来は諸説ありますが、アイヌ語を語源としているという説が有力です。
アイヌ語の「川の端の方が切れるもの」という意味をもつ「オナツィペ」に、読みが近い漢字を充てたという説です。
「女遊戸」と書いて「オナツィペ」と読む・・・
現在の地名は「おな〇〇」ですよ。
「オナツィペ」という音の響きから、連想してみてください!
「女遊戸」の読み方の答えは・・・
正解は、「おなっぺ」でした!
「女遊戸(おなっぺ)」は、岩手県宮古市にある地名です。
「海水浴場百選」にも選ばれた、きれいで静かな海水浴場「女遊戸海水浴場」が人気の地域です。
ちなみに岩手県には、同じ「おなっぺ」という読み方の地名がほかにもあるそうですよ。
それは「女遊戸」と書くんですって!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。