「温突」って何て読むかわかりますか?
残念ながら「おんとつ」ではありません。
実は住宅に関係する名前です。
とある国の文化でもあります。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「温突」の読み方のヒントは?
- 韓国の住宅の特徴です。
- 熱の伝導や対流によって部屋を効率的に暖める暖房法です。
- ストーブやファンヒーターのように場所を取らずに暖かくなります。
- ストーブの様に部屋の換気に気を使いません。
- やけどの心配もなく快適に過ごすことができます。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「温突」の読み方、正解は……
正解は……
「オンドル」
です。
オンドルは韓国の住宅文化の特徴で、実用的な暖房方法です。
この暖房方式は、部屋を効果的に温めるために熱伝導と空気対流を活用します。
具体的には、オンドルは住宅の床下に石でできたトンネルを作り、その上に薄い板石を敷き、更に泥を塗り、最後に油紙で覆って床を形成します。
床を通じて暖房が行われ、床全体が暖かくなります。
熱が冷めにくいので、料理の際に発生した熱さえも長時間(1日中)部屋を温めるのに役立ちます。
オンドルの大きな利点は、スペースを取らずに部屋全体を暖め、換気の心配ややけどの心配がないことです。
欠点としては、大量の薪を消費するため森林破壊の原因になることや、部屋が温まるまでに時間がかかること(約5〜6時間)が挙げられます。
最後までお読みいただきありがとうございました。