今回は、
「突貫」
「幸甚」
「明媚」
という漢字をご紹介します。
「どこかで見たことがある気がするんだけどな……」と感じている方もいるでしょう。
さあ、あなたはいくつ正解できるでしょうか?
目次
1つ目の難読漢字は、「突貫」!
「突貫って、どう読めばいいんだろう?」
あなたは「突貫」という漢字を読めますか?なんと読めばいいのか、見当がつかない方もいるでしょう。
この漢字は一体、なんと読むのでしょうか?
「突貫」読み方のヒントは?
- 突貫の読み方は、ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。
- 突貫の類義語には、「突進」や「突撃」などがあります。
- 「突」という漢字の意味を考えると、イメージがわきやすいでしょう。
上記のヒントから、読み方を考えてみましょう。
「突貫」の読み方、正解は……
読み方の正解は……
「とっかん」
でした!
「突貫」には、
- つらぬきとおすこと。つきとおすこと。
- 短期間で素早く仕上げること。
- ときの声をあげて、敵陣に進むこと。
などの意味があります。
そのため、急いで何かを進めたり、急速に作業を進行させたりすることを表現するときに使われることが多いでしょう。
突貫という言葉は、
「仕事に遅刻しそうだったので、人ごみの中を突貫した」
「工事の進行が遅れていたため突貫作業を行い、予定よりも早く完成させた」
のように使用されます。
難しい漢字がスムーズに読めると、ちょっとかっこいいですよね。「突貫」は読みにくい漢字ですが、この機会に読み方を覚えておきましょう。
2つ目の難読漢字は、「幸甚」!
「幸甚」という漢字の読み方を知っていますか?
「幸甚」の読み方について知りたい方もいますよね。漢字の読み方がわからずに、「さちじん」と読んでしまった方もいるでしょう。
「幸甚」と書いて、一体なんと読むのでしょうか?
「幸甚」読み方のヒントは?
- 幸甚の読み方は、ひらがなで書くと4文字です。
- 類義語に、「光栄」や「有難い」などがあります。
- どちらかというと、ポジティブなイメージの言葉です。
上記に挙げた3つのヒントから、正解を考えてみてください。
「幸甚」の読み方、正解は……
気になる正解は……
「こうじん」
でした!
「幸甚」とは、非常に幸せであることや、大変ありがたいことを意味する言葉です。
お礼や感謝の言葉として用いられると同時に、謙虚さや謙譲語を含む丁寧な表現でもあります。ビジネスなどのかしこまった場で、幸せや感謝の気持ちを表現する際に使われることが多いでしょう。
幸甚という言葉は、
「素晴らしい機会をいただき、幸甚に存じます」
「お会いできて光栄です。ご一緒できることを幸甚に存じます」
のように使用されます。
「幸甚」は難しい漢字ですが、読み方を覚えておいて損はありません。読み方を覚えておくことで、きっと何かの機会に役立ちますよ!
3つ目の難読漢字は、「明媚」!
「明媚って、なんて読むのかな?」
あなたは「明媚」という漢字を読めますか?日常会話ではあまり耳にしない言葉ですよね。
さて、この漢字は一体、なんと読むのでしょうか?
「明媚」読み方のヒントは?
- 明媚の読み方は、ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- 類義語に「眩い」や「麗しい」などがあります。
- 「風光明媚」という四字熟語があります。
上記のヒントから、答えを考えてみてください。
「明媚」の読み方、正解は……
正解は……
「めいび」
でした!
「明媚」とは、自然の景色が美しいことを意味する言葉です。山や湖などの美しい光景を表現するときに使用されます。
ただし、景色の美しさを表す言葉と言っても、その対象は自然の風景のみです。都市などの人工的な景色に対しては使用できないため、注意しましょう。
「明媚」という言葉は、
「山頂からの景色は明媚で、遠くまで見渡せる美しい風景が広がっている」
「この地域には、地元の人しか知らない風光明媚な場所がある」
のように用いられます。
このように、「明媚」という言葉は、自然の美しさを強調する際に使用されることが多い言葉です。
「明媚」は難しい漢字ですが、この機会に読み方を覚えておきましょう。
まとめ
今回は、難読漢字の「突貫」「幸甚」「明媚」について解説しました。
あなたはいくつ答えられましたか?
意外と知ってるようで知らない漢字ってありますよね。
ここで得た漢字の知識を、ぜひ今後に生かしてください。