今回は「焦れる」「享楽」「青葉木菟」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「焦れる」
「焦れる」って何て読むか分かりますか?
(こがれる)ではありません!
(あせる)でもありません!
(こがれる)と読む場合は、「焦がれる」と書きます。
(あせる)と読むときは、「焦る」です。
では、「焦れる」は一体何と読むのでしょうか?
「焦れる」の読み方のヒントは?
意味は、物事が思い通りにいかず、イライラしてしまうことです。
相手に対しての自分の感情として使います。
「焦れる」というより「焦らされる」というほうが使用頻度が高いです。
何と読むか分かりましたか?
「焦れる」の読み方、正解は……
正解は……
「じれる」
です!
「焦れる」と「焦る」はどちらも自分の期待通りにいかず、イライラしてしまうことを表します。
しかし「焦れる」は相手に対して持ってしまう感情です。
「もっと早くできないのかな?見てると焦れったい!」という風に使います。
一方で「焦る」は「この仕事を早く終わらせないと、上司から怒られちゃう。だけどまだ全然出来てない!焦る!」というように、自分自身がうまく物事を進めていないので、苛立ちを感じてしまうときに使います。
また「焦る」は、苛立ちだけでなく不安感も持っていることが多いです。
自分自身ではどうしようもないときに使うのが「焦れる」ですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
2問目はこの漢字!「享楽」
「享楽」と書いて、なんと読むか分かりますか?
楽しいことをするのは誰でも好きですが、思うまま楽しい事だけをしているとどうでしょう?
自分は幸せですが、人とトラブルを起こすことも多いのではないでしょうか?
さて、「享楽」と書いて、なんと読むでしょうか?
「享楽」読み方のヒントは?
享楽とは、思いのままに快楽を味わうこと、充分に楽しむ、という意味です。
もちろん、趣味に没頭するのは楽しいですし、快楽を味わうのも悪い事でもありません。
しかし没頭しすぎるとふと、「これでいいのかな?」という不安な気持ちも出てくるのでは?
もちろん優先順位が自分の好きな事ばかりで自分勝手な行動が増えれば、仕事も続きませんし、周りの人と調和できなくなってしまいますからね。
お金に困っていない人だけが、周りを気にせず享楽的に生きて行けるのかも。
「享楽」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「享楽」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「きょうらく」
です!
楽しい事だけ考えて生きていても、そのうちに飽きるのかも。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「青葉木菟」
「青葉木菟」・・・1文字1文字は決して難しい漢字ではありませんが、こんな四字漢字、見たことありませんよね。
「青葉」とついていると、何だか美味しい青汁ドリンクのような?
「菟」は「兎(うさぎ)」の異字体で、同じ「うさぎ」という意味がある漢字です。
ということは、青葉や木が茂る中にいるうさぎ・・・ピーターラビット?
これは絶対に違いますよね・・・
「青葉木菟」は一体何と読む?何を表している?
さっそく見ていきましょう!
「青葉木菟」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「青葉木菟」はずばり、鳥の名前を表しています。
読み方は、ひらがなで「あおば〇〇」ですよ。
考えてみてください!
「青葉木菟」の読み方の答えは・・・
正解は、「あおばずく」でした!
「青葉木菟(あおばずく)」なんて鳥、ピンとこないという方は、フクロウを思い浮かべてください。
「青葉木菟(あおばずく)」は、フクロウ科の鳥で、全長は約30㎝です。
何と渡り鳥で、日本には初夏のころ訪れる夏鳥の1つなんですよ。
ちょうど若葉が茂る頃に現れるので、「青葉木菟」という漢字が使われるんですね。
神社の境内にある大きな木によく生息しているようなので、ぜひ探してみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!