今回は「擦過傷」「汚泥」「能平汁」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「擦過傷」
「擦過傷」と書いて、なんと読むか分かりますか?
誰でも一度は「擦過傷」を味わったことがあるのではないでしょうか。
子どものころによくあるケガの事です。
深い傷ではありませんが、いつまでも痛いイメージですね。
最近では、「擦過傷」のための画期的な絆創膏もあります。
さて、「擦過傷」と書いてなんと読むでしょうか?
「擦過傷」読み方のヒントは?
アスファルトや塀、固い土などと皮膚が物とすれ合ってできる傷の事です。
転んで「擦過傷」ができてしまうと傷の範囲が広く、神経が皮膚の表面に多いためいつまでもヒリヒリと痛みます。
痛みながらもそのうちにかさぶたができ、いつの間にか治ってましたね。
今では、丁寧に小さなゴミや砂などを取り除いた後は、高機能タイプの絆創膏を貼ってモイストヒーリングにて皮膚の再生を行うので、かさぶたはできません。
その上きれいに治ります。
かなり画期的な絆創膏であり、傷もガードしてくれるので痛みも軽減します。
さて、読み方ですが「擦過傷」と書いて、ひとつは(さっかしょう)と読みますが、もっと使われている言葉があります。
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
実はイメージ通り、そのまま読んでも大丈夫なのです。
「擦過傷」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すりきず」
です!
(さっかしょう)でも(すりきず)でも正解です。
擦り傷(すりきず)もまた正解なのです。
「擦過傷」、経験したことありませんか?
2問目はこの漢字!「汚泥」
「汚泥」と書いて、なんと読むか分かりますか?
汚れた泥というイメージで正解です!
しかし、「汚泥」は読めますか?
「汚泥」読み方のヒントは?
「汚泥」とは、汚い泥という意味と、人を堕落させるような好ましくない環境のこと、
そして産業などの事業活動によって生じた排水の処理過程などで発生する泥状の廃棄物のことを指します。
泥状の廃棄物はスラッジとも呼ばれており、リサイクルされています。
しかし、どの意味もあまりいい意味ではありません。
そもそも泥というだけで、ほとんどの人が避けるのではないでしょうか?
それでも生きて行くうえで、汚泥を避けられない時も出てきます。
雨上がりに道路全てが泥になっていたら、足を突っ込まないと渡れませんからね。
泥遊びも子どもの頃は楽しかったものの、大人になると洗い物が増えるというマイナスなイメージになってしまいます。
「汚泥」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「汚泥」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「おでい」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「能平汁」
山形県の「芋煮」や秋田の「きりたんぽ鍋」、熊本の「馬刺し」や長崎の「ちゃんぽん」など・・・
日本各地には、それぞれの土地に昔から伝わる郷土料理があるものです。
そんな中でも「能平汁」は、全国各地で伝わる郷土料理なんですよ!
日本人として読めないと恥ずかしい・・・!?
さっそく見ていきましょう!
「能平汁」の読み方のヒントは・・・?
それでは、「能平汁」がどんな郷土料理かをヒントにします。
里芋やごぼう、蓮根や人参などの野菜、鶏肉や鮭などをたっぷり使って作られる汁物です。
新潟県の「能平汁」が最も有名ですが、島根県や奈良県、熊本県でも作られ続けている郷土料理です。
とろみがあるのが特徴で、豚汁やけんちん汁と違って、豚肉を使わないので時間が経っても脂が浮かないのも特徴的です。
さあ、分かりましたか?
「能平汁」の読み方の答えは・・・
正解は、「のっぺいじる」でした!
「能平汁(のっぺいじる)」は、「濃餅汁」とも書かれます。
片栗粉や里芋を入れることでとろみがついていることから、ぬらりとしているという意味の「ぬっぺいじる」と呼ばれていたのがなまって「のっぺいじる」と呼ばれるようになったんだとか!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。