今日の難読漢字は難読地名3問です!
「雑餉隈」
「備中呉妹」
「半家」
・・・あなたは何問読めますか?
目次
難読漢字第1問「雑餉隈」
太宰府市(だざいふし)や早良区(さわらく)など、ちょっと独特な読み方が多い印象の福岡県の地名。
中でも「雑餉隈」は、地元の人にとってもディープな下町エリアで、読み方も分からない人が多い地名なんですって!
何と読むのか、さっそく見ていきましょう。
「雑餉隈」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです。
何だか漢字が3文字並んでいて意味不明な感じがしてしまいますが、1文字ずつよく見ていきましょう。
「雑」・・・色々な
「餉」・・・食事、弁当
「隈」・・・曲がり角・すみ
1文字ずつ分けてみれば、「雑」と「隈」は読めそうですよね。
ずばり読み方は、ひらがなで「ざっ〇〇〇くま」です!
〇に入る文字を考えてみましょう。
「雑餉隈」の読み方の答えは・・・
正解は、「ざっしょのくま」でした!
由来については諸説ありますが、大宰府政庁の食糧庫があったことから「人をもてなす食料や酒のある曲がり角」という意味でつけられたという説がその1つです。
食事や酒で人をもてなす宿場町があったとも言われているんですよ。
昔ながらの商店街があり下町情緒漂う「雑餉隈(ざっしょのくま)」、一度行ってみたくなりますね。
難読漢字第2問「備中呉妹」
「備中呉妹」という駅があるのはご存知でしょうか?
井原鉄道・井原線の駅の1つ何ですが・・・ローカル線なので地元の人でないと難しいですよね。
「備中」とつくということはもしかしてあの県・・・?
何と読む駅なのか、さっそく見ていきましょう。
「備中呉妹」の読み方のヒントとは・・・?
それではヒントです!
ずばり、「備中」とつく通り、「備中呉妹」駅のある県は岡山県です。
岡山県西部の旧国名が「備中(びっちゅう)」なのは、広く知られていますよね。
なので「備中呉妹」の読み方は、「びっちゅう〇〇〇」となります。
〇に入る言葉を考えてみてください!
「備中呉妹」の読み方の答えは・・・
正解は、「びっちゅうくれせ」でした!
「備中呉妹(びっちゅうくれせ)」駅は、岡山県倉敷市真備町尾崎井野にある駅です。
かつてこの地が昭和27年までは「呉妹村」だったことから、駅名としてつけられたというわけです。
ちなみに「呉妹駅」は、この駅以外には日本国内には存在しません。
なので、なぜ「備中」とつけたのかは不明なんですって!
「備中呉妹」駅は、1日の乗車人数100人ほどののどかな雰囲気の無人駅なんですよ。
難読漢字第3問「半家」
高知県にある地名、「半家」は珍しい読み方の地名です。
なので、「はんけ」「はんか」ではありません!
難読地名、そしてユニークな地名として有名な地名なんですよ。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう。
「半家」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです。
高知県の半家を通る四国旅客鉄道・予土線の駅に「半家駅」があります。
「次は半家~半家~」という車内アナウンスが流れると、ちょっとドキッとしてしまう男性もいるとか・・・!?
読み方はひらがなで「〇〇」の2文字です!
男性がドキッとする〇〇、考えてみましょう。
「半家」の読み方の答えは・・・
正解は、「はげ」でした!
男性がドキッとしてしまう言葉だと聞くと、納得してしまいますね。
ただ、「半家」を「ハゲ」と読む由来は、頭や髪の毛にはまったく関係ないんです。
一説には、この地に住み着いた平家の落ち武者が、源氏の追手から逃れるために「平家」の「平」の文字の横線を移動させて「半」にしたと言われているんですよ。
国民的アニメ『サザエさん』では、この地に訪れた磯野一家の波平が駅名を聞いてショックを受けた話があるんだとか!
面白いですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。