今回は、
「雅味」
「有為」
「盛者必衰」
という漢字をご紹介します。
「どこかで見たことがある気がするんだけどな……」と感じている方もいるでしょう。
あなたはこの難読漢字を読めますか?
目次
1つ目の難読漢字は、「雅味」!
「雅味」という漢字の読み方をご存じですか?
「雅味」という言葉は、日常会話ではあまり耳にしませんよね。読み方がわからずに、「みやびあじ?」と思ってしまった方もいるでしょう。
果たして、この漢字はなんと読むのでしょうか?
「雅味」読み方のヒントは?
- 雅味の読み方は、ひらがなで書くと2文字です。
- 「雅味がある」のように使われます。
- 「優美」や「優雅」などが類義語として挙げられます。
上記のヒントをもとに、正解を考えてみましょう。
「雅味」の読み方、正解は……
正解は、
「がみ」
でした!
「雅味」とは、上品で洗練された味わいや、趣のある様子を表す言葉です。芸術や文学、料理など、さまざまな文化や芸術の分野で使われることがあります。どちらかというと、日常会話より文章で使われることが多いでしょう。
たとえば、ある料理が「雅味である」と表現される場合、その料理が繊細かつ洗練された味わいであることを意味します。
また、音楽や文学においても、作品が洗練されていて、上品な趣があるときにこの言葉が使われます。このように、雅味とは、品位が高く洗練されている様子を表現する際に、用いられることが多い言葉です。
「雅味」は難しい漢字ですが、読み方を知っていることで役立つ場面もあるでしょう。
2つ目の難読漢字は、「有為」!
「有為って、なんて読むのかな?」
「有為」という漢字の読み方が難しいと感じる方もいますよね。なんと読むのか、まったく見当がつかない方もいるでしょう。
あまり見たことがないこの漢字は、一体なんと読むのでしょうか?
「有為」読み方のヒントは?
- 有為には読み方が2つあります。
- 読み方によって意味が異なります。
- 仏教用語として使われることもある言葉です。
上記のヒントをもとに、正解を考えてみてください。
「有為」の読み方、正解は……
気になる正解は……
「ゆうい」「うい」
です!
「有為」は、「ゆうい」と「うい」の、2通りの読み方がある漢字です。
「ゆうい」と読む場合、優れた能力があることや、将来有望であることを指します。
そして、「うい」と読む場合は、万物は絶えず変化し、無常であることを意味します。
有為は読み方によって意味が変わるため、注意が必要です。
一般的な会話や文章では、主に「才能や能力がある」という意味で用いられます。
そして、仏教の教義や哲学的なテキストで使われる場合は、「万物は絶えず変化し続ける」という意味で使われます。
「有為」は難しい漢字ですが、この機会に読み方を覚えてしまうのもいいでしょう。
3つ目の難読漢字は、「盛者必衰」!
「盛者必衰」という漢字の読み方を知っていますか?
「盛者必衰」という言葉は、日常会話ではあまり使われませんよね。「せいものかなすい」と読んでしまった方もいるでしょう。
見慣れない漢字ですが、果たしてなんと読むのでしょうか?
「盛者必衰」読み方のヒントは?
- 盛者必衰の読み方は、ひらがなで書くと9文字です。
- 類義語に「栄枯盛衰」があります。
- 平家物語の冒頭に用いられていることで有名です。
上記の3つのヒントから、読み方を考えてみてください。
「盛者必衰」の読み方、正解は……
正解は……
「じょうしゃひっすい」
です!
「盛者必衰」は四字熟語の一つであり、直訳すると「盛んな者は必ず衰える」という意味です。
この言葉は、どんなに栄華を極めた国や組織であっても、いつかは衰退する運命にあるという、物事の無常や変化を表しています。
盛者必衰という言葉は、
「昔この地方を支配していた王朝も、盛者必衰の理に従い、今ではその痕跡すら残っていない」
のように使用されます。
一時的な栄光や成功に安住せず、謙虚さを忘れないことが大切であることを示唆する言葉です。
「盛者必衰」は難しい漢字ですが、読み方を知っていることで役立つ場面もあるでしょう。
まとめ
今回は、難読漢字の「雅味」「有為」「盛者必衰」について解説しました。
あなたはいくつ答えられましたか?
意外と読み方を知らない漢字ってありますよね。
ここで習得した知識を、ぜひ今後に活かしてくださいね!