今回のお題は「三位一体」「狐疑逡巡」「戦戦兢兢」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「三位一体」
「三位一体」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「さんいいったい」ですが、それは間違いです。
これまで誤読していたという方も多いかも知れませんね。
では、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「三位一体」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇〇」の7文字
- 三者が心をひとつに合わせること
- この計画を成功させるために三位一体でがんばろう
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「三位一体」の読み方!正解は!?
正解は「さんみいったい」です!
冒頭でもお伝えしましたが「さんいいったい」と誤読しやすいので、注意しましょう。
三位一体には以下の3つの意味があります。
- キリスト教で「父(神)・子(キリスト)・聖霊」は1つの神が3つの姿となって表れたものであるという考え方
- 三者が心をひとつに合わせること
- 三者が全く同じであるということ
現代の日本では、2番目の「三者が心をひとつに合わせること」という意味で「三位一体」を使う場合が多いといえるでしょう。
2問目はこの漢字!「狐疑逡巡」
「狐疑逡巡」
これ、何と読むかわかりますか?
四字熟語は読み方が難しいものが多いのですが、
これはどうでしょうか……
さあ、あなたは何と読みましたか?
「狐疑逡巡」読み方のヒント!
「狐疑逡巡」は、漢字一つ一つはよく見かけますよね。
ですが、組み合わせるとあまり見かけないかも……
ところが読み方はとっても簡単!
素直な人ほど、すんなり読めてしまうかも!
さて、あなたは何と読みましたか?
「狐疑逡巡」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「こぎしゅんじゅん」
です!
「狐疑逡巡」は、
「決心がつかず、ぐずぐずとためらっていること」
「優柔不断な様子」という意味の言葉です!
どうして「狐疑逡巡」が「優柔不断な様子」というのでしょうか?
これはキツネが、疑い深く行動することが由来となっているのだそう。
まさに漢字が意味を表していますよね。
キツネが疑い深いことが由来の四字熟語が他にもあります。
「狐疑不決(こぎふけつ)」なのですが、意味はまったく同じ。
決められない人のことを指す言葉です。
狐は「人を騙す」「疑い深い」などの意味の言葉に使われがち。
ちょっと気の毒な感じがしますが、
覚えておくと言葉の理解が速くなりますよ!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「戦戦兢兢」
「戦戦兢兢」
これ、何と読むかわかりますか?
なんとなく読み方が浮かんだ方は
「なんか漢字が違う…?」と感じるのではないでしょうか。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「戦戦兢兢」読み方のヒント!
「戦戦兢兢」は、「兢兢」が見慣れないですよね!
ちなみに「戦々兢々」と書く場合もありますよ。
なんとなく読めてしまった方は、別の漢字を想像した方が多いと思います。
でも実は、漢字は違えど読みも意味も同じなんです!
さて、あなたは何と読みましたか?
「戦戦兢兢」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「せんせんきょうきょう」
です!
「戦戦兢兢」は、
「何かを恐れ、ビクビクしている様子」という意味の言葉です!
そう、一般的には「戦々恐々」と書く言葉なんです!
「兢」には「恐れて緊張している」「ビクビク怯える」という意味があります。
また「戒め慎む」という意味も持っています。
そのため、敵の襲来や上司からの叱責を恐れる様子を「兢兢」と表すんです。
「戦戦兢兢」自体は一般的な言葉ですが、
字面で馴染みがあるのは「戦々恐々」です。
もしメールや手紙などで使う際は「戦々恐々」を使う方が親切ですよ。
とはいえ、知識として知っておくのは大事なこと。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!