今日の難読漢字は、
「刳る」
「蟒蛇」
「汚穢」
の3文字です!
難問揃いですが・・・レッツチャレンジ!
目次
難読漢字第1問「刳る」
「刳る」って漢字、読めますか?
「めくる」?
「こする」?
・・・残念ながら違います!
読めそうで読めないこの漢字、何と読むのかさっそく見ていきましょう。
「刳る」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです。
「刳る」の意味をヒントにしましょう。
「刳る」には、次のような意味があります。
- 刃物などを深く差し入れて、回してくりぬく。えぐり取る。
- 大事な点を鋭く指摘する。
- 心に強い衝撃や苦痛を与える。
刃物を深く差し入れてくりぬくなんて、何だか物騒な気がしますが・・・
たとえばリンゴの芯をナイフを差し入れてくりぬくようなときに「リンゴの芯を刳る」と言います。
また、「核心を刳る発言」などという意味でも使います。
辛いことがあった時には、「胸が刳られるよう」などと表現します。
何と読むか、考えてみてください!
「刳る」の読み方の答えは・・・
正解は、「えぐる」でした!
「えぐる」は、「抉る」という漢字の方がよく使われますが、同じ意味で「刳る」も使われます。
ただしどちらも常用漢字ではないので、ひらがなが一般的でしょう・
「刳る(えぐる)」の「刳」は、「刳(く)りぬく」とも使われます。
難読漢字第2問「蟒蛇」
「蟒蛇」って、何だか画数も多くて何と読むのか分からなそうですよね。
でも、よく見ると2文字目は「蛇(へび)」だから、蛇(へび)の一種なのかもしれません。
ただし「だいじゃ」でも「まむし」でもありません!
意外な意味もある「蟒蛇」の読み方をチェックしていきましょう。
「蟒蛇」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです。
「だいじゃ」は「大蛇」と書きますが、実は「蟒蛇」も「大きな蛇(へび)」という意味があるんです。
古代、大蛇は「おろち」と呼ばれていましたが、それに代わる言葉として「蟒蛇」が使わていたんです。
読み方は「う〇ば〇」の4文字です!
「うわばき」ではありませんよ。
考えてみて下さい。
「蟒蛇」の読み方の答えは・・・
正解は、「うわばみ」でした!
蟒蛇(うわばみ)はヒントにあった通り、大きな蛇を指す言葉です。
そしてもう1つ。
大きな蛇が何でも丸のみにしてしまうことから、酒豪のことを「蟒蛇(うわばみ)」と呼ぶ俗語もあるんですよ。
また、ヤマタノオロチがお酒に目がくらんで成敗された神話から、お酒好きを「蟒蛇(うわばみ)」と呼ぶようになったという説もあります。
難読漢字第3問「汚穢」
「汚穢」って何て読む漢字か分かりますか?
「おしょく」?
残念ながら間違いです!
「おしょく」は漢字で「汚職」ですもんね・・・
「汚穢」の「穢」はあまり見慣れない漢字です。
何と読むのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
「汚穢」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです!
「汚穢」の読み方は、ずばり「お〇〇」の3文字です。
「汚」の読み方は「お」というわけですね。
残るは「穢」の読み方です。
2文字の「〇〇」に当てはまる文字、考えてみてください。
「汚穢」の読み方の答えは・・・
正解は、「おわい」でした!
読み方を聞いても、意味が分からない人も多いのではないでしょうか。
「汚」も「穢」も、どちらも「よごれていること」「きたないもの」という意味をもつ漢字です。
「穢」には、「わい」や「え」という読み方があります。
そのため、「汚穢」も、「おわい」のほかに「おあい」「おえ」と読む場合があるんですよ。
そして「汚穢(おわい)」にも、次のような意味があります。
- けがれ。よごれているもの。
- けがすこと。よごすこと。
「汚穢(おわい)」の類義語には、「不純」「汚損」「醜悪」などが挙げられます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!