「叩扉」の読み方をご存じですか?
なんとなく意味はわかりそうですが、読み方の想像がつきづらいですね。
いったい何と読むのでしょうか?
「叩扉」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「○○ひ」の3文字
- 音読みです
- 「叩」はたたくという意味です
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「叩扉」の読み方、正解は・・・
正解は
「こうひ」
です!
「叩」は「たたく」という意味の他に「ひれふす」「引きとめる」などもあります。
「扉」はそのまま「とびら」や「開き戸」という意味です。
「叩扉」は扉をたたくこと、転じて人を訪問すること、という意味になります。
当て字としての「叩扉」
「叩扉」は漢字を見ただけでイメージしやすい言葉ですが、そのせいか文学作品では「ノック」とふりがなが当てられることがあります。
これは明治時代によく使われた西洋文化の意味を漢字化した「当て字」の用法で、例えば「背景」という言葉を「バック」と読むのと同じような使われ方です。「背景」には「はいけい」という読み方があるのに「バック」とふりがなを振ることがあったのです。
実際のところ生活の中では「ノック」の方が「こうひ」より使われることが多いので、読みやすいことは間違いありません。
それでも正しい漢字の読み方として「叩扉」の読み方は是非覚えておいてくださいね。