今回は、
「悋気」
「無為」
「直截簡明」
という漢字をご紹介します。
「どこかで見たことがある気がするんだけどな……」と感じている方もいるでしょう。
あなたはこの難読漢字を読めますか?
目次
1つ目の難読漢字は、「悋気」!
「悋気」という漢字の読み方をご存じですか?
「悋気」という言葉は、日常会話ではあまり耳にしませんよね。読み方がわからずに、「ぶんき?」と思ってしまった方もいるでしょう。
果たして、この漢字はなんと読むのでしょうか?
「悋気」読み方のヒントは?
- 悋気の読み方は、ひらがなで書くと3文字です。
- 「悋気する」のように使われます。
- 「嫉妬」や「妬み」などが類義語として挙げられます。
上記のヒントをもとに、正解を考えてみましょう。
「悋気」の読み方、正解は……
正解は、
「りんき」
でした!
「悋気」とは、嫉妬することや妬むことを指します。
パートナーや好きな人が他の異性と親しくすることに対する、苛立ちや不快感を表す言葉として使われます。そのため、主に恋愛関係において使われることが多い言葉です。
悋気という言葉は、
「彼女は彼が他の女性と楽しそうに話しているのを見ただけで、悋気を起こした」
「彼は彼女がサークルの飲み会に行くと聞いて、悋気した」
のように使用されます。
このように、悋気は恋愛関係における、嫉妬や独占欲を強く示す言葉です。
「悋気」は難しい漢字ですが、読み方を知っていることで役立つ場面もあるでしょう。
2つ目の難読漢字は、「無為」!
「無為って、なんて読むのかな?」
「無為」という漢字には、なじみがない方もいますよね。なんと読むのか、まったく見当がつかない方もいるでしょう。
あまり見たことがないこの漢字は、一体なんと読むのでしょうか?
「無為」読み方のヒントは?
- 無為には読み方が2つあります。
- 対義語は「有為」です。
- 仏教用語として使われることもある言葉です。
上記のヒントをもとに、正解を考えてみてください。
「無為」の読み方、正解は……
気になる正解は……
「むい」「ぶい」
です!
「無為」は基本的には「むい」と読みますが、まれに「ぶい」と読むこともあります。
無為とは、次のような意味を持つ言葉です。
- 自然のままで何も行為や作用を加えないこと
- 何もしないで時間を無駄に過ごすこと
また、仏教では、「不正不滅の存在」という意味があります。人為的に作られたものではない、生じることも消滅することもないもののことを指します。
どちらかというと、日常会話より文章で使われることが多い言葉と言えるでしょう。
無為という言葉は、
「この庭園は、無為の美学を持って設計されており、自然そのものを楽しめる」
「せっかくのゴールデンウイークを、無為に過ごしてしまった」
のように使用されます。
「無為」は読みにくい漢字ですが、この機会に読み方を覚えてしまうのもいいでしょう。
3つ目の難読漢字は、「直截簡明」!
「直截簡明」という漢字の読み方を知っていますか?
「直截簡明」という言葉は、日常会話ではあまり使われませんよね。「なおさいかんあけ」と読んでしまった方もいるでしょう。
見慣れない漢字ですが、果たしてなんと読むのでしょうか?
「直截簡明」読み方のヒントは?
- 直截簡明の読み方は、ひらがなで書くと9文字です。
- 類義語に「単純明快」があります。
- シンプルであることを表す言葉です。
上記の3つのヒントから、読み方を考えてみてください。
「直截簡明」の読み方、正解は……
正解は……
「ちょくせつかんめい」
です!
「直截簡明」は、直接的でシンプルな表現や態度を表す言葉です。表現や言葉がはっきりとしていて、余分なものがなく、わかりやすいことを指します。
「直截」とは、すぐに裁決することや、はっきり言うことです。「簡明」は、簡潔でわかりやすいことを意味します。
直截簡明という言葉は、
「彼のプレゼンテーションは直截簡明で、誰もが瞬時に内容を理解できた」
「その問題に対する彼女の回答は直截簡明で、一言で核心をついた」
のように使われます。
「直截簡明」は難しい漢字ですが、読み方を知っていることで役立つ場面もあるでしょう。
まとめ
今回は、難読漢字の「悋気」「無為」「直截簡明」について解説しました。
あなたはいくつ答えられましたか?
意外と読み方を知らない漢字ってありますよね。
ここで習得した知識を、ぜひ今後に生かしてくださいね!