今回の難読漢字は「鼎に」「切支丹」「敬遠」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「鼎に」
「鼎に」と書いて、なんと読むか分かりますか?
漢字は難しい部類に入りますが、読み方は簡単です。
聞いたこともあるし、口に出したこともある言葉だと思います。
さて、「鼎に」と書いてなんと読むでしょうか?
「鼎に」読み方のヒントは?
最大のヒントは
「今!〇〇に!たった今!」
です(笑)
「鼎に」は、丁度、確かに、間違いないという意味です。
普段書く時には「正に」と書くことが多いでしょう。
他にも「当に」「雅に」「将に」と書いても正解ですが、「鼎に」と書くとなんだか重量感がでて、より読んでいる人にインパクトを与えられる気がします。
なので、かしこまった書類などに書かれていることもあります。
「鼎」だと、三本脚の器のことで(かなえ)と読みます。
なじみがない漢字ですが、サッと読めるとカッコいいです。
「鼎に」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇に」です。
さて、もうわかりましたか?
「鼎に」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「まさに」
です!
テレビの中継リポーターが
「今!まさに!たった今!」
と言っているのも「鼎に」なのかも知れませんよ。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「切支丹」
「切支丹」の読み方をご存じでしょうか?
素直に読めば「せっしたん」ですが、それは間違いです。
歴史の授業などで耳にしたことのある言葉だと思いますが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「切支丹」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の4文字です。
- 外来語の1つ。
- 宗教に関連した言葉です。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「切支丹」の読み方!正解は!?
正解は「キリシタン」です!
「切支丹(キリシタン)」とは、1549年(天文18年)にフランシスコ・ザビエルが布教して日本に広まったカトリック系のキリスト教、またはその信者のことです。
江戸幕府はキリスト教を邪教として弾圧しました。
もともとは「吉利支丹」と書かれていたのですが、徳川綱吉が将軍となってから「吉」の字を避けて「切支丹」と表記されるようになったということです。
禁教後は「鬼理死丹」「切死丹」などと書かれることもありました。
最後はこの漢字!「敬遠」
「敬遠」と書いて、なんと読むか分かりますか?
よく間違って読んでいるのは(けんえん)です。
もしかすると「犬猿」や「嫌煙」と間違えているのかも。
「謙遜」という漢字と混ざって覚えているという場合もあるかもしれません。
さて、「敬遠」と書いてなんと読むでしょうか?
「敬遠」読み方のヒントは?
「敬遠」とは、ずばり意識してさけることです。
表面では相手の事を敬うような態度で接し、実際には関りを持たないで済むように行動することです。
仲が良さそうに近寄ってきて、自分が必要なものだけを掌返しで奪っていくような事を繰り返していたら、ほとんどの人が敬遠するでしょう。
相手を利用しているばかりだと、自分も利用されます。
他にも小言がうるさい、命令口調、陰口ばかりという人も敬遠されます。
気を付けたい物ですね。
「敬遠」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「け〇えん」です。
何度も言いますが(けんえん)ではありませんよ!
さて、もうわかりましたか?
「敬遠」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「けいえん」
です!
敬うふりをしながら遠ざけるで「敬遠」です。
ぜひ、マスターしてみてくださいね。